母・女・メス 24
カイトは、ヒロキの視線が気になるようで、チラチラ気にしている。
「アンタ、どれがいいのさ」
「はあ?」
「パンツだよ、パンツ。ほら、自分で選びなよ」
「いいよぉ」
「全部母ちゃんに選ばせんなよ。後で文句言うだろ?」
ペシッと頭を叩かれている。
え?・・親子?
しぶしぶ選びながら、カイトはまたヒロキに目をやった。
ヒロキは見ない振りをしてやった。
若い。えらい若い母ちゃんだな。
ヒロキは驚いた。
買い物袋を持ったカイトは、黒い軽に乗り込んだ。
銀のホイールが眩しい、よく手入れされた車だった。
母の美姫は煙草をくわえ、エンジンをかけた。
賑やかなユーロビートがBGM。
「おんなじクラスじゃないのか?」
「はあ?」
「さっきの子だよ」
「ああ、しゃべったこともねえよ」
「ふうん」
車は港近くにある一軒家に着いた。
去年公団から、この中古の一軒家に越してきた。
妹の樹里亜と真里亜は学校から帰るなり、遊びに出かけたらしい。
「アンタ、どれがいいのさ」
「はあ?」
「パンツだよ、パンツ。ほら、自分で選びなよ」
「いいよぉ」
「全部母ちゃんに選ばせんなよ。後で文句言うだろ?」
ペシッと頭を叩かれている。
え?・・親子?
しぶしぶ選びながら、カイトはまたヒロキに目をやった。
ヒロキは見ない振りをしてやった。
若い。えらい若い母ちゃんだな。
ヒロキは驚いた。
買い物袋を持ったカイトは、黒い軽に乗り込んだ。
銀のホイールが眩しい、よく手入れされた車だった。
母の美姫は煙草をくわえ、エンジンをかけた。
賑やかなユーロビートがBGM。
「おんなじクラスじゃないのか?」
「はあ?」
「さっきの子だよ」
「ああ、しゃべったこともねえよ」
「ふうん」
車は港近くにある一軒家に着いた。
去年公団から、この中古の一軒家に越してきた。
妹の樹里亜と真里亜は学校から帰るなり、遊びに出かけたらしい。
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