母・女・メス 80
涼子はうろたえている。
あのガラの悪い母親の子供だ。
何をしでかすかわからない。
「何か・・条件があるんでしょ?」
カイトは涼子を見つめた。
その目を見て涼子は失望した。その通りだ、と目が言っている。
「・・・お金?・・」
(いや・・・)
金でないことに、幾分か安堵した。
(じゃあ・・何?)
カイトは涼子を正視できずに、喉をコクリと鳴らした。
(・・・ヤらしてよ・・)
涼子は意味がわからなかった。
(ヤる・・・?)
物わかりの遅い涼子に、カイトは苛立ったように重ねた。
「アイツとヤってるんだろ?」
涼子はハッとした。しかし、にわかに信じがたい。
「それは・・私と・・ってこと?」
(他に誰がいるんだよ)
改めて涼子は赤面した。
「だって・・・あ、あなた、あんなに可愛くて若いお母さんがいるじゃないの。・・私はお母さんよりずっと歳上で」
「だから何だよ」
(その・・あなたから見れば、おばあちゃんみたいなものなのよ?)
「・・どっちにするんだい?・・条件飲むのか?飲まないのか?」
あのガラの悪い母親の子供だ。
何をしでかすかわからない。
「何か・・条件があるんでしょ?」
カイトは涼子を見つめた。
その目を見て涼子は失望した。その通りだ、と目が言っている。
「・・・お金?・・」
(いや・・・)
金でないことに、幾分か安堵した。
(じゃあ・・何?)
カイトは涼子を正視できずに、喉をコクリと鳴らした。
(・・・ヤらしてよ・・)
涼子は意味がわからなかった。
(ヤる・・・?)
物わかりの遅い涼子に、カイトは苛立ったように重ねた。
「アイツとヤってるんだろ?」
涼子はハッとした。しかし、にわかに信じがたい。
「それは・・私と・・ってこと?」
(他に誰がいるんだよ)
改めて涼子は赤面した。
「だって・・・あ、あなた、あんなに可愛くて若いお母さんがいるじゃないの。・・私はお母さんよりずっと歳上で」
「だから何だよ」
(その・・あなたから見れば、おばあちゃんみたいなものなのよ?)
「・・どっちにするんだい?・・条件飲むのか?飲まないのか?」
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