母・女・メス 96
カイトは余韻のピストンを終えて涼子から抜いた。
カクンッ・・カクンッ
ひきガエルのような涼子は、勝手に痙攣する腰を抑えることもできず、ただ這いつくばっていた。
カイトは涼子の背中にキスをした。
ブラジャーの紐の跡が少し赤くなっていた。
何分経っただろう。
涼子は虚ろな意識の中で、重い頭を起こした。
狂乱の跡・・・
その証拠を消し去りたい。
乱れた髪をかきあげ、深いため息をつくと、衣服を集めた。
動悸はやっと収まったが胸がいっぱいのままだった。
軽く手を当てて、深呼吸した。
カイトはそんな涼子を見つめていた。
「カイト君は悪い子ね・・・」
「ごめんなさい・・」
神妙に謝る姿につい微笑んでしまった。
その笑顔に引き寄せられたカイトは再び涼子の胸に甘える。
涼子は、戸惑いながらも腕を回した。
(最初の質問に・・まだ答えてもらってないね)
(質問?)
(おばさん、旦那さんと、ヒロキと・・どっちがいいの?)
涼子はカイトの顔を見た。
この子はどうしてこんなことにこだわるのだろう。
カクンッ・・カクンッ
ひきガエルのような涼子は、勝手に痙攣する腰を抑えることもできず、ただ這いつくばっていた。
カイトは涼子の背中にキスをした。
ブラジャーの紐の跡が少し赤くなっていた。
何分経っただろう。
涼子は虚ろな意識の中で、重い頭を起こした。
狂乱の跡・・・
その証拠を消し去りたい。
乱れた髪をかきあげ、深いため息をつくと、衣服を集めた。
動悸はやっと収まったが胸がいっぱいのままだった。
軽く手を当てて、深呼吸した。
カイトはそんな涼子を見つめていた。
「カイト君は悪い子ね・・・」
「ごめんなさい・・」
神妙に謝る姿につい微笑んでしまった。
その笑顔に引き寄せられたカイトは再び涼子の胸に甘える。
涼子は、戸惑いながらも腕を回した。
(最初の質問に・・まだ答えてもらってないね)
(質問?)
(おばさん、旦那さんと、ヒロキと・・どっちがいいの?)
涼子はカイトの顔を見た。
この子はどうしてこんなことにこだわるのだろう。
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