セタンスクレ17
『佐木さんいらっしゃいますでしょうか?』
ドクンと心臓が鳴る。
基本電話なんて女性従業員が取るのに
何故俺は反射的に取ってしまったんだろう。
しかも今、このタイミングで。
「…少々お待ちください」
逃げるわけにもいかず
覚悟を決める。
「佐木、3番に電話」
「はい」
そう返事して佐木はすぐに受話器を取ったが
俺は気付いた
てゆうか原島もびっくりしてる…
あ。周りの従業員も
佐木の駄目具合さでまず代表的なのは電話の受け取りだ。
こいつは電話を託されてから出るのに時間の掛かる奴だったのに
やっぱ…変だ。
ドクンと心臓が鳴る。
基本電話なんて女性従業員が取るのに
何故俺は反射的に取ってしまったんだろう。
しかも今、このタイミングで。
「…少々お待ちください」
逃げるわけにもいかず
覚悟を決める。
「佐木、3番に電話」
「はい」
そう返事して佐木はすぐに受話器を取ったが
俺は気付いた
てゆうか原島もびっくりしてる…
あ。周りの従業員も
佐木の駄目具合さでまず代表的なのは電話の受け取りだ。
こいつは電話を託されてから出るのに時間の掛かる奴だったのに
やっぱ…変だ。
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