俺の生きる意味 11
『っ!……んっ…』
蒼星は唇を離し、軽く笑うと舌を首筋に這わせた。
『やっ…やめ…ろ…』
俺は実は首筋は弱い。
それをばれないようにするために強がった。
「……………秋仁…」
俺をじっと見つめた。
そしてフッと笑ったかと思うと俺のシャツを強引にはぎとった。
「お前…ここ弱いんだな…」
そう言いながら俺の首筋に再び舌を這わせた。
『…やっ……や…めてっ…』
反応する身体を抑え、必死に抵抗した。
すると、蒼星はピタリととまった。
「………」
無言のまま俺を見下ろし、いきなり立ち上がった。
ベットから落ちた俺のシャツを拾いあげ、俺の顔に投げてきた。
シャツを顔からどかして、蒼星を見た。
『おいっ!!』
蒼星はチラッと俺を見たあと、奥の部屋へと姿を消した。
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