俺の生きる意味 12
蒼星が去った後、俺はどうしていいのか解らなかった。
ただ首筋に熱い感触だけが残っていた。
『ったく……中途半端にしやがって…』
呟いた後、俺はそのまま布団に潜り込んで寝息をたて始めた。
しばらくして、部屋に人の気配を感じ目を開けた。
だが部屋には誰も居なく、机の上にご飯と紙が置いてあった。
【病院には行かなくていい。
そのかわりここにいること。】
それがかなりイラついたからメモを握り潰し、ご飯を食べた。
そして、再び寝た。
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