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トライアングル 13

[950] にゃんこ 2011-02-18投稿
次の日の土曜日、俺は早々に静瑠の家を退散して、その足で連理の家に向かった

話をしなきゃならない。

「俺にはわかってんの」

の意味が本当に正しいのか聞かなきゃなんない。

この時間なら間違いなく連理は家にいてゴロゴロしてる。

案の定、連理の母親は若干の気まずさもなく俺を部屋に上げてくれた。
まだ、寝てるのよ〜wwとか言いながら。

もうあまりにもお互い行き来してるから、特に気にしないのだ。

俺はずかずか部屋に上がり込むと…


…とりあえず爆笑した。

「れ、連理…な、なにその…頭!」

奴の頭は何故か可愛らしいピンクのゴムで結ばれていて、女の子みたいな髪型になっていた。

「なんだよ〜礼儀知らずだな…いきなり開けやがって…俺がこれヤッてる最中だったらどーするつもり?」
と言いつつ、股の上でグーを上下させる、あの動作をしている。

バカかww

「なん、お前ww!髪型やばいぞ」

連理はニヤニヤして

「これ?俺、前髪長いじゃん、うぜーから結んでんの…可愛い〜だろ」

「あー、めちゃめちゃ可愛いんじゃね?」

コイツ、本当にわらかす奴だ。

だめだ、マジな話、できねえよww

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