トライアングル 19
…な、何気にちょっと尊敬しちゃったぜ!
マジか、こいつww
「あそ…なんなんだ、お前は!」
「性欲豊富な高校二年生ですが、何か」
「エロ!」
「うっせ、ガキ」
とかふざけてる割には、一瞬寂しげだったのは気のせいか…?
「学ランそそるよね」
「…ばーか、ど変態」
で、もっかいキスしちゃってる俺。
静留のことが好きだ。
その苦しみから逃れたい。誰かとこうしてると、少し楽だ。
舌が、甘い連理の髪の匂いが…ゾクッとする快感が、…
いや…。
俺は連理の胸を押して、首を振った。
「ちょ、やっぱり…あんまキス、やめ」
静留の唇に自らの唇を重ねたときに、水の底に沈んでいく気がした。
罪悪感と、愛しさで。
冷たい、月光みたいなキスは全く快楽とは無縁で。
連理のキスとは違っている…
連理は大事だ。
でも静留への想いはもっと…気が触れるくらい、大事だ。
「なんで?」
「俺をズルい奴にしたいわけ?お前は」
連理はちょっと考えて
「もう充分ズルいじゃん、静留と一緒にいたいから嘘ついて、俺を利用した」
うわ〜。
こいつ…バカじゃねえな…
マジか、こいつww
「あそ…なんなんだ、お前は!」
「性欲豊富な高校二年生ですが、何か」
「エロ!」
「うっせ、ガキ」
とかふざけてる割には、一瞬寂しげだったのは気のせいか…?
「学ランそそるよね」
「…ばーか、ど変態」
で、もっかいキスしちゃってる俺。
静留のことが好きだ。
その苦しみから逃れたい。誰かとこうしてると、少し楽だ。
舌が、甘い連理の髪の匂いが…ゾクッとする快感が、…
いや…。
俺は連理の胸を押して、首を振った。
「ちょ、やっぱり…あんまキス、やめ」
静留の唇に自らの唇を重ねたときに、水の底に沈んでいく気がした。
罪悪感と、愛しさで。
冷たい、月光みたいなキスは全く快楽とは無縁で。
連理のキスとは違っている…
連理は大事だ。
でも静留への想いはもっと…気が触れるくらい、大事だ。
「なんで?」
「俺をズルい奴にしたいわけ?お前は」
連理はちょっと考えて
「もう充分ズルいじゃん、静留と一緒にいたいから嘘ついて、俺を利用した」
うわ〜。
こいつ…バカじゃねえな…
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