クレイジーキャット 25
連理は居なかった。
家にも、どこにも。
俺はパニクって、ある家のチャイムを鳴らした。
扉は開き
驚いてポカンとしている静留が出てきた。
「ど、どしたの?」
もう、限界だった。
頭、悪い俺がいっぱいいっぱい考えたところで、解決できるわけがない。
慌ててなかに招き入れた静留に
今までのことを全てぶちまけた。
静留は静かに頷きながら時折、「で?」とか
「それから?」と促したり補足を求めたりしていた。
話つかれて、ぐったりして…俺はもう、気力つかい果たして寝転がった。
「琉聖」
「なに」
言うだけ言って、ぶすっとしてるなんて俺はどこまで最低なんだよ。
「琉聖は連理が好きなんだよね?」
「うん」
間髪は入れない。
それは確信。
「なら、大丈夫!」
唖然とするくらいあっさりと、明るく、爽やかに言い放たれたので
俺は思わず吹いた。
「大丈夫だよ!琉聖…ただ俺、ちょっとショックだなー庄野先生そんなだなんてさあ」
笑いながら、口とがらす。
やっぱり友達で良かった。静留がいてくれて良かった
糸は未だにこんがらがったままだけど…。
家にも、どこにも。
俺はパニクって、ある家のチャイムを鳴らした。
扉は開き
驚いてポカンとしている静留が出てきた。
「ど、どしたの?」
もう、限界だった。
頭、悪い俺がいっぱいいっぱい考えたところで、解決できるわけがない。
慌ててなかに招き入れた静留に
今までのことを全てぶちまけた。
静留は静かに頷きながら時折、「で?」とか
「それから?」と促したり補足を求めたりしていた。
話つかれて、ぐったりして…俺はもう、気力つかい果たして寝転がった。
「琉聖」
「なに」
言うだけ言って、ぶすっとしてるなんて俺はどこまで最低なんだよ。
「琉聖は連理が好きなんだよね?」
「うん」
間髪は入れない。
それは確信。
「なら、大丈夫!」
唖然とするくらいあっさりと、明るく、爽やかに言い放たれたので
俺は思わず吹いた。
「大丈夫だよ!琉聖…ただ俺、ちょっとショックだなー庄野先生そんなだなんてさあ」
笑いながら、口とがらす。
やっぱり友達で良かった。静留がいてくれて良かった
糸は未だにこんがらがったままだけど…。
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