クレイジーキャット 35
しーずーるうぅ〜!!!
守護天使こと静留は、焦って俺に手を合わせた。
「ごめん〜、だって琉聖に言うと絶対バレちゃうだろ…顔に出やすいし単純だし…案外ほら、誘惑に弱いわけで」
連理は言った。
「賭けはフェアじゃなきゃ意味ない。だから俺と碧の賭けを琉聖には言えなかった。まあ、言えばすぐに碧にバレるしな」
…ふ
ふたりして俺を…なんだと思ってんだあああ!
「ま、そんなとこだね。僕としては楽しかったよ」
ぶん殴る、と反射的に振り向くと
そこには清々しく笑う庄野がいた。
最低野郎、陰険野郎、淫乱野郎
そのくせ、とびっきりの綺麗な笑顔で笑うヤツ。
連理がコイツに惚れた理由がわかった。
完っ全に病んでるし、ヤナヤローだが…子供みたいなとこがあるんだ。
連理が俺をつついた。
「碧に惚れんなよ」
へ?
連理は頭をかいた。
「俺がずっと怖かったのは…お前が碧に惚れんじゃないかってことだった。
お前、初めてあった時から碧に惹かれたろ?
大抵、コイツに反感を感じるとこから始まるんだ…反感は関心だからな」
自分がそうだったから、わかるんだろう。
俺は笑った。
守護天使こと静留は、焦って俺に手を合わせた。
「ごめん〜、だって琉聖に言うと絶対バレちゃうだろ…顔に出やすいし単純だし…案外ほら、誘惑に弱いわけで」
連理は言った。
「賭けはフェアじゃなきゃ意味ない。だから俺と碧の賭けを琉聖には言えなかった。まあ、言えばすぐに碧にバレるしな」
…ふ
ふたりして俺を…なんだと思ってんだあああ!
「ま、そんなとこだね。僕としては楽しかったよ」
ぶん殴る、と反射的に振り向くと
そこには清々しく笑う庄野がいた。
最低野郎、陰険野郎、淫乱野郎
そのくせ、とびっきりの綺麗な笑顔で笑うヤツ。
連理がコイツに惚れた理由がわかった。
完っ全に病んでるし、ヤナヤローだが…子供みたいなとこがあるんだ。
連理が俺をつついた。
「碧に惚れんなよ」
へ?
連理は頭をかいた。
「俺がずっと怖かったのは…お前が碧に惚れんじゃないかってことだった。
お前、初めてあった時から碧に惹かれたろ?
大抵、コイツに反感を感じるとこから始まるんだ…反感は関心だからな」
自分がそうだったから、わかるんだろう。
俺は笑った。
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