いつまでも 14
今日は時間が過ぎるのが早い…。何故なら6時間目に広瀬くんの居る5組で授業することになったから…。そして今は5時間目の放課。
「はぁぁぁ…」
私は緊張から出る大きな溜め息をつくと、授業の用具をまとめて5組へと向かった。いつもは始業5分前には教室に入る私だけど今日はチャイムの音と同時に入った。広瀬くんの席を見ないようにして号令をかけ、ぎこちなく授業開始…。それでもやっぱり気になって広瀬くんの席をチラッと見た。 …あれっ…?
「広瀬くんは…?」
そこには広瀬くんはいなかった。
「さぁー。でも鞄あるし、保健室にでも行ったんじゃない??」
「でも今日元気だったじゃん!何だよ〜あいつサボりかよっ!」
と、何人かの生徒が言う。
「何か聞いてる人はいないの…?」
と聞いたけど誰もいないらしい…。
最初は広瀬くんがいないことに少しホッとしたけど…
「何か…むかつく」
私はボソッと言った。
私の授業、ちゃんと出てくれるんじゃないの!?
「はぁぁぁ…」
私は緊張から出る大きな溜め息をつくと、授業の用具をまとめて5組へと向かった。いつもは始業5分前には教室に入る私だけど今日はチャイムの音と同時に入った。広瀬くんの席を見ないようにして号令をかけ、ぎこちなく授業開始…。それでもやっぱり気になって広瀬くんの席をチラッと見た。 …あれっ…?
「広瀬くんは…?」
そこには広瀬くんはいなかった。
「さぁー。でも鞄あるし、保健室にでも行ったんじゃない??」
「でも今日元気だったじゃん!何だよ〜あいつサボりかよっ!」
と、何人かの生徒が言う。
「何か聞いてる人はいないの…?」
と聞いたけど誰もいないらしい…。
最初は広瀬くんがいないことに少しホッとしたけど…
「何か…むかつく」
私はボソッと言った。
私の授業、ちゃんと出てくれるんじゃないの!?
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