メテオリック・ボーイ 2
「はぁ!はぁ!はぁ!」
「はぁ、はぁ……」
男子生徒の言った¨部室¨とやらは、
わたしの倒れていたグラウンドの用具室の、ほぼ対角線上に位置していた。
「こんな……ヘンな場所に……部室って……あなた…何部なの…?」
「ああ…はぁ……。俺。俺は、コンピューター部の部員。これ、タオル使えよ」
わたしには理解出来なかった。
まず、知っている限りコンピューター部の部室がグラウンドの隅っこにあるわけがないし、
そもそもこの部室にはコンピューターは存在しない。
なのにこの男子生徒はここを我が物顔で使っている。
「待って…。あなた…この部室の部員じゃないの?」
「…え?ここ、コンピューター部の部室だろ?」
「…ね、念のため言っておくけど。
そんなわけないでしょ?」
「な…!待ってくれよ!確かにここって紹介されたんだ!みんな笑顔で案内してくれたんだ…ここだって」
「コンピューターが無いじゃない」
「そう思って用具室にあるかなって、
見に行ったら、君が倒れてた…」
「そ、そう」
お互いに馬鹿な姿を見られたと、
意味も無く気まずくなってしまった。
よく見ると、からかわれそうな見た目の男子だ。
(わたしに言えたことじゃないか…)
何か、この男子生徒とわたしは、
似ている気がした。
「はぁ、はぁ……」
男子生徒の言った¨部室¨とやらは、
わたしの倒れていたグラウンドの用具室の、ほぼ対角線上に位置していた。
「こんな……ヘンな場所に……部室って……あなた…何部なの…?」
「ああ…はぁ……。俺。俺は、コンピューター部の部員。これ、タオル使えよ」
わたしには理解出来なかった。
まず、知っている限りコンピューター部の部室がグラウンドの隅っこにあるわけがないし、
そもそもこの部室にはコンピューターは存在しない。
なのにこの男子生徒はここを我が物顔で使っている。
「待って…。あなた…この部室の部員じゃないの?」
「…え?ここ、コンピューター部の部室だろ?」
「…ね、念のため言っておくけど。
そんなわけないでしょ?」
「な…!待ってくれよ!確かにここって紹介されたんだ!みんな笑顔で案内してくれたんだ…ここだって」
「コンピューターが無いじゃない」
「そう思って用具室にあるかなって、
見に行ったら、君が倒れてた…」
「そ、そう」
お互いに馬鹿な姿を見られたと、
意味も無く気まずくなってしまった。
よく見ると、からかわれそうな見た目の男子だ。
(わたしに言えたことじゃないか…)
何か、この男子生徒とわたしは、
似ている気がした。
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「輪廻」の官能小説
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