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メテオリック・ボーイ 5

[4312] 輪廻 2011-06-14投稿
「………んぐッ……じゅプ……ぷふ…ぱはぁ…!はぁ…!」

「ホラ、ナマは許してやるからさ。
いつも通りに頼むぜ?」

わたしの体は、
こんな屈辱に、興奮していた。

そんな自分が、赦せなかった。

死に物狂いで抵抗したかった。

ただ、
興奮しているこの間だけ…。

わたしは、生きていることを実感できた。


情けない。
本当に情けない。

忌むべき、
これは『自傷行為』に他ならない。


なのに、
やめられない。




「ケホッ……。…ゲホ、ああ…!はぁ……はぁ……」

いつもの状態だった。

何も変わらない。

昨日と違うことは、
雨が降っていない、ということで。




「ああっ!!!」

「………?」

「またかよ!ねぇ、本当にどうなってんだよ?なんで毎日こんな……」

「!!触らないで………」

触らないで…。
一瞬見えたのは、純真無垢なあの瞳だった。

そんな綺麗な瞳で、
わたしを見ないで。


そんな綺麗な手で、


触らないで………。

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