メテオリック・ボーイ 14
「サヤ………ダメだ…」
服が擦れる音がしただけだったけど、
御ノ瀬くんにはわたしが、彼の言葉を否定していることを理解したらしかった。
あなたを巻き込みたくない。
―真っ赤なウソだ…。―
本当は助けて欲しくて、
本当はこんなふざけた現実から、
助けて欲しくて。
御ノ瀬くんの唇と自分のそれを重ねた時には、感謝の気持ちでいっぱいだった。
もちろん、彼には空虚なわたしの顔しか見えていないだろう。
構うものか。
「あっ…。ぅう…サヤ、それ以上は」
拒否する彼のペニスを優しくくわえた。
全てが愛しかった。
舌と唇で舐め、愛撫する。
これ以上堅くならないという辺りで、
手で握って、優しくしごいてあげる。
「……ね。気持ち良い?」
「サヤ、キミは……」
「わたしは御ノ瀬くんが気持ち良いなら、嬉しい」
本当は、御ノ瀬くんが何を伝えたかったのか。
服が擦れる音がしただけだったけど、
御ノ瀬くんにはわたしが、彼の言葉を否定していることを理解したらしかった。
あなたを巻き込みたくない。
―真っ赤なウソだ…。―
本当は助けて欲しくて、
本当はこんなふざけた現実から、
助けて欲しくて。
御ノ瀬くんの唇と自分のそれを重ねた時には、感謝の気持ちでいっぱいだった。
もちろん、彼には空虚なわたしの顔しか見えていないだろう。
構うものか。
「あっ…。ぅう…サヤ、それ以上は」
拒否する彼のペニスを優しくくわえた。
全てが愛しかった。
舌と唇で舐め、愛撫する。
これ以上堅くならないという辺りで、
手で握って、優しくしごいてあげる。
「……ね。気持ち良い?」
「サヤ、キミは……」
「わたしは御ノ瀬くんが気持ち良いなら、嬉しい」
本当は、御ノ瀬くんが何を伝えたかったのか。
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