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メテオリック・ボーイ 15

[2824] 輪廻 2011-06-22投稿
この時の、
この時のサヤは、俺の言葉を聞いてはくれなかった。
聞く余裕がなかった、って言った方が、
彼女には怒られないと思う。

「サヤ、キミは…」
(本当にこんな事を望んでるの?)


それからのサヤは、激しく俺のをしごいた。

時折、唇と舌先が亀頭に触れる。
ゆっくり、たまに速く、くわえては頭を上下して。

「サヤ……!!」

「……ん………くぷっ…イキそう?」

「ぅん…!!」

サヤは喉奥にしっかりとくわえこんだ。

「ぅあ…!!」

「…!!!ッ……ん゛…!!」

サヤは涙目で笑顔を作って、喉を鳴らしてそれを飲み込んだ。

「………………。
美味しい」

笑顔で言ったつもりなのだろう。
彼女の口元だけが、少しひきつっていた。
俺は多分、彼女の状況をただ、悪くしてしまっただけなんじゃないだろうか。

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