セタンスクレ31
「どーぞ」
とりあえずタオルを渡すと黒川さんは心ない礼をして素直に受け取り自身を拭き始めた
ついでに上着も脱いで我が物顔で引きっぱなしにしてた布団の上に座り込む
俺への当て付けだろうか
"お前とはなにもなかった"という為の
「…見ての通り、コンビニ行ってたんです。携帯その辺放置してたし…立派な理由なんで、勘弁して下さいね?殴んの」
とかいつも通り平然を装いながら買ったものを片付けていく
ちらりと目をやると黒川さんは信じられない行動に出ていた
「……何してんだよ」
思わず声を荒げそうになる
「何が?」
あ、何この態度
「…また襲われたいんですか?」
ここで感情を剥き出すわけにはいかない
でも
ありえねーだろ
あんなことされて
しかも同じ部屋で
のこのこ現れただけでも信じらんねーのに
脱げるか?シャツまで
俺は沸き上がる感情を沈めながら精一杯の嫌みを口にする
だけど
「ヤりたくなったのか?」
まじで
むかついた。
とりあえずタオルを渡すと黒川さんは心ない礼をして素直に受け取り自身を拭き始めた
ついでに上着も脱いで我が物顔で引きっぱなしにしてた布団の上に座り込む
俺への当て付けだろうか
"お前とはなにもなかった"という為の
「…見ての通り、コンビニ行ってたんです。携帯その辺放置してたし…立派な理由なんで、勘弁して下さいね?殴んの」
とかいつも通り平然を装いながら買ったものを片付けていく
ちらりと目をやると黒川さんは信じられない行動に出ていた
「……何してんだよ」
思わず声を荒げそうになる
「何が?」
あ、何この態度
「…また襲われたいんですか?」
ここで感情を剥き出すわけにはいかない
でも
ありえねーだろ
あんなことされて
しかも同じ部屋で
のこのこ現れただけでも信じらんねーのに
脱げるか?シャツまで
俺は沸き上がる感情を沈めながら精一杯の嫌みを口にする
だけど
「ヤりたくなったのか?」
まじで
むかついた。
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