セタンスクレ50
(あーぁ)
「お前、さっき俺が渡した書類は?」
「え?書類?」
(まぁ煽ったのは俺だけどさ)
「50枚くらいでまとめてたやつだよ」
「あ、それならいらないと思ってシュレッダーにかけときましたよ」
(そんなソッコーで)
「…ここまで普通に戻れるもんかなぁ」
「バカヤローーー!!」
最近の社内はまた以前のように騒がしくなった
「ふふ、またやってますね」
なーんて若い事務員ちゃん達も楽しそうにしてる
佐木が戻ってきたのだ。
「でも佐木くんってクビじゃなかったんでしょ?」
「ああ、辞職の噂?本当はすごい人で社長がかなり止めたから長引いたって話だよね」
「え?そうなんですか?!なんかカッコイイ〜」
なんて、最近じゃこんな噂が広まってる
「よく見ると顔も結構良いよね?何で気付かなかったのかなぁ」
仕事できない=×だったからでは?
「あたし思ってたよ。密かに狙ってるの♪」
「!」
俺が気に入ってた夏希ちゃんまでそんな事を!
これは大変だ
「ね〜その噂本当だったらおかしーでしょ?」
俺は女子達の間を割りいった
「原島くん聞いてたの?」
「え?何でですか?」
「いや、だって以前と変わんないもん。あいつ」
本当に、変わらない
何故かというと
佐木は飲み込みが早い分忘れるのもとんでもなく早いらしい
この数週間の休みでほとんど内容を忘れてしまったのだ
それを予想外にしてた黒川さんは復帰を喜んでいた社長に内緒でまた佐木をスパルタ教育している
「それは確かに。やっぱただの噂なんですかね?」
(…ふぅ。セーフ)
「カモフラージュかもしんないでしょ?ま、あたしはどっちでもいいけどね、だって可愛いもん」
なんだと・・・!
「そんな事より夏希ちゃん!今日呑みいかない?勿論奢るし」
「あたし遊んでる人には興味ないのー」
ちくしょー!!(涙)
「お前、さっき俺が渡した書類は?」
「え?書類?」
(まぁ煽ったのは俺だけどさ)
「50枚くらいでまとめてたやつだよ」
「あ、それならいらないと思ってシュレッダーにかけときましたよ」
(そんなソッコーで)
「…ここまで普通に戻れるもんかなぁ」
「バカヤローーー!!」
最近の社内はまた以前のように騒がしくなった
「ふふ、またやってますね」
なーんて若い事務員ちゃん達も楽しそうにしてる
佐木が戻ってきたのだ。
「でも佐木くんってクビじゃなかったんでしょ?」
「ああ、辞職の噂?本当はすごい人で社長がかなり止めたから長引いたって話だよね」
「え?そうなんですか?!なんかカッコイイ〜」
なんて、最近じゃこんな噂が広まってる
「よく見ると顔も結構良いよね?何で気付かなかったのかなぁ」
仕事できない=×だったからでは?
「あたし思ってたよ。密かに狙ってるの♪」
「!」
俺が気に入ってた夏希ちゃんまでそんな事を!
これは大変だ
「ね〜その噂本当だったらおかしーでしょ?」
俺は女子達の間を割りいった
「原島くん聞いてたの?」
「え?何でですか?」
「いや、だって以前と変わんないもん。あいつ」
本当に、変わらない
何故かというと
佐木は飲み込みが早い分忘れるのもとんでもなく早いらしい
この数週間の休みでほとんど内容を忘れてしまったのだ
それを予想外にしてた黒川さんは復帰を喜んでいた社長に内緒でまた佐木をスパルタ教育している
「それは確かに。やっぱただの噂なんですかね?」
(…ふぅ。セーフ)
「カモフラージュかもしんないでしょ?ま、あたしはどっちでもいいけどね、だって可愛いもん」
なんだと・・・!
「そんな事より夏希ちゃん!今日呑みいかない?勿論奢るし」
「あたし遊んでる人には興味ないのー」
ちくしょー!!(涙)
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