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返却口 8

[8611]  えぃ  2006-05-26投稿
彼女は腰を上下に動かすスピードを上げていく。クチャ…ズプンッ…
「ハァ…須藤くん…アッ…気持ちい…?」
彼女の髪の先から垂れた汗が冷たく俺の首筋に落ちる。快感が俺のからだを走る。 やべ、これ…ほんとにイキそう…
「二宮」
「どうかした…?」
彼女は俺の呼びかけに、腰の動きを止めた。
「あのさ、体位変えねぇ?」
そう俺が言うと彼女は難しい顔をして
「何、よくないの?」
と言った。 いや、そういうわけじゃなくて…
「二宮にイかされるんじゃなくて、俺がイかせたいから」

好きな女、二宮との初めてのえっち。 こんなかたちで迎えることになったけど… 何にしても俺がイかせたかった。

「   わかった」
彼女は静かにそう言うと、すくっと立ち上がり、髪を少し整えて、俺の横に寝転がった。そして
「今のは少しどきっとした」
と言って笑った。
「え?」
俺がかしげると、
「俺がイかせたいから ってとこにどきっとしたの」
と言い、またくすっと笑った。 彼女の笑顔はとても可愛かった。人の笑顔を見てこれほどに幸せになれたのはきっと初めてだろう。

感想

  • 1611: 何か可愛くて好きです☆頑張ってください('*´艸`*)早く続き読みたい♪ [2011-01-16]
  • 1648: 私も読みたい。 [2011-01-16]
  • 1675: 作者のえぃです? 1611の方★可愛い…!!めっちゃ嬉しいです?続きを楽しみにされると頑張りがUpですよぉ?ありがとうございます! 1648の方★わ?キュンときました?笑))頑張って続き書きますね★またそう思っていただけるように努力します??ありがとうございましたっ! [2011-01-16]

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