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妄想カテゴリー 5

[1393] ぺぺんた 2012-08-11投稿

「相田くん…えーと、呼び捨てしてもいい?」

…律儀な方だ
ウサギを狩るにも全力タイプなのだろう

「どーぞ」

晴天のした、これほど僕は度肝をぬく光景を見たことがない

返事をした瞬間、目の前の松前殿が消えたのだ

いや、トリックとかそーゆーのじゃなく…むしろ僕は本当に彼が消えた方が驚かなかっただろう


正確には彼は消えたのではなく…なんと土下座していたのだ


…え

…こ、これは…

どんな罰ゲームですか


唖然としていると、
がばっと彼が起き上がり
「頼む!!もうすぐ夏休みだろ?…俺を…お前んちに居候させてくれ!」

…え


エエエエ(´Д`)ー!!


「な、なん…なんで?」

ついついタメ口になる

周りの視線が痛い

思わず僕も座った

「俺んち母子家庭でさ、母親が夏休みの間だけどうしても外せない出張があるんだよ!
俺は一人で平気だって言ったのに絶対だめだって…で、別れた親父のとこ行けってさ…冗談じゃねーよ、最悪だよ真っ暗だよ、俺の夏休みどす黒いよ」

…えらい言われようだな、親父さんよ

「…で?」

「母さんが信用できる友達のとこに居候なら許すって…」

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