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モノクロの世界で15

[3386] 翠蓮 2013-03-07投稿
それから俺は、翡翠と過ごす時間が増えた。…という訳ではなかった。
ただ、休み時間や昼休みの時間に時々呼び出すくらい。









「…んっ」

「はぁ…ん…、なぁ翡翠」

昼休みの屋上。
翡翠を壁に押し付けて濃厚な口付けを仕掛ける。
あれから2日、こんな風に2人でいるけど、途中で人が来たりしてキスから先はお預けになっていた。


…今日こそ挿れるてやる。
そう思いながら、行為を進めていく。

「俺のこと、名前で呼んで?」

「?…須藤…」

「ふふ、…違うよ。
下の名前で。…これから蓮実って、呼んで」

「…蓮実」

「そうそう」

俺はシャツのボタンを外し、翡翠の薄い胸板を掌で愛撫する。

「く、…っん」

なめかしく動く俺の手に声を漏らす翡翠。

「感じやすいね…
・・・けどここ、もっと好きだろ?」

「はァッ…んッ!」

胸の突起を摘まむと、翡翠の背中がビクリと仰け反るのが分かった。

「キモチイ?」

耳元で低く囁く。

「…ゃ…ッんぁ」

肩を震わせる翡翠。やっぱり耳でも感じてる。

可愛いなぁ。

「キモチイって言ってよ」

「や、だ…」

「言わなきゃずっとこのまんまだよ?」

意地悪を言って、乳頭を指先でくすぐる。

「ぁん…ッぃや、ぁ…ッ
やだ、それ…っやめ…ああッ」

「んなこと言われっと余計したくなってくんだけど…」

「やぁッ…ん、ふぁ…ん…んぅう…っ」

「声殺すな。
キモチイって言えよ…」

「・・・ぁ・・ッき、
…きもちぃ…っ」

「いいこ♪」

俺は胸を弄っていた手を下へ移動させる。


「…あ。もうこんなに膨らんでる。そんな良かった?チクビ」

「・・・・っ」

言葉で苛めながら、ズボンのチャックを開けた。
下着が濡れている。

「ぅわ、グチョグチョ。
やーらしー」

「…誰のせいだよ」

「え、俺のせい?」

クチュ、…クチ。

「ああッ…ばか、やめ…は、アン…!」

下着越しに揉みしだくと、液の擦れる音が僅かに聞こえて、エロイ。

「や、…んな、触り、かた…っ」

「ん?じゃあどんな触り方がイーの?」

「んっ…はぁ、あ…ッ
わ、わかってんだろ…っ」

「分かんないよ。ちゃんと言って?」

俺の要望に、翡翠は頬を赤らめながら小さく口を開いて応えた。


「…ち、直、接…ッして…」

「ドコを?」

「…っ言えるかよ…」

「言わせてあげる」

そう笑って山の先端を爪先で弄った。

「!…っひぁあッ!や、ぁあ…ッ!」

「ほら、言って?
ドコをどうしてほしーの?」

「あッあっ…や、あッ…そこだめぇ…ッあ、くあッは、ぁ…、もぉ出るぅ…!」

「え?」

「・・や、あああ!」

ッビュク…ッ


・・・・・果てた。
下着越しで。



…どんだけ刺激に弱いんだよ…。

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