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処女喪失?

[1605] あっぷる 2014-10-08投稿
ベロリ

唇を舐められる。

込み上げる恐怖。
やだ。やだ。やだよぉ。
何やってんのよぉ!

が、その声を奪うように唇を吸い上げる直哉。

『んっ…んんっ…』

首を左右に振って逃げようとするが、直哉にがっちり押さえられ、背中は壁で動けない。

『ん…ぅぅ…くっ……
くはぁ〜っ!!』

唇を吸われ続ける間息を止めて…ちょっと違う。息をするのを忘れてた果歩に限界がきた。

『あはははっ お前、キス初めてか?最高のプレゼントになるな』

明るい笑い声。
だけど、こんな状況じゃ一緒に笑えない。

『…私が…プレ…ゼントって…どぉ…いぅ…意…味?』
まだ苦しい。でも早く確認しなくちや。安心できない。

『そのまんま。果歩が俺の物になるって事さ』

当たり前の事だろ?と言いたげな顔で果歩のセーラー服からリボンを抜いた。

『ほら』
万歳状態から解放された。
ヒラヒラしているリボンを目の前に、思わず受け取ろうと手を出した…時…

シュルシュルシュル

『プレゼントだからな』

果歩の両手首を重ねるようにリボンが結ばれていた。
『やだ。ほどいてよ』

『果歩が本気出せばほどけるんじゃない?でもまぁ俺の話聞いてからにしてほしいけど』

本気出せばほどける…この言葉に…
なんだ。そっか。と心にゆとりが生まれた。

『俺の誕生日。果歩はプレゼント。ここまではわかった?』

うんうんうん
おとなしく頷く。

『貰った物をどうするかは本人の自由だろ?…例えば気に入らない服をプレゼントされたら着なきゃいい…だろ?』

うんうん
頷く。

『だから果歩を自由にする権利が俺にはあるって事さ!』

うん………えっ?

『それは違っ…』

言い掛けた果歩に再び唇が襲いかかる。

『鼻で息しろよ』

二人の口内に直哉の声が低く響いた。


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