好きだから?
卓とアヤメは外にでて煙草を吸っていた。
「しっかし久しぶりだなぁ〜」
「そうっスねぇ☆マジ会えて嬉しいッス!」卓がにこにこ笑う。
「でも卓がホストとはなぁ」
「いや〜やってみると結構楽しいし俺頑張ってるんスよ?今?3なんだから!!」
「へぇ〜頑張ってんんな。あの甘えん坊がなぁ〜」
アヤメが卓の頭をくしゃくしゃなでる。
「それは言わないでくださいよぉ☆あっ先輩!ここにアイツも居るんスよっ☆最近?1になったんスよねアイツ」
「…アイツって?」
「ほらっ薫っスよ!!」
「あぁ薫ね!アイツ居るんだ。たしかにアイツは女ウケしそうだな〜カッコいいからな。んで今日居るの?会いてぇな」
「今日は居ないっす」
卓は身を乗り出した。
「何かね、女がいるらしいんスけど、その女にフラレそうなんだってさ。だから今日は急遽休み!?1の特権っスねぇ☆」
卓がしみじみ言う。
「ふぅん…」
アヤメは煙草を吸った。白い煙が漂う。
「今頃ヤリまくりじゃないスか?いぃなぁ〜☆」
「お前もモテるんだろ?彼女は?」
「募集中っス!!☆」
卓は無邪気に笑った。
「あはははっ!んで薫の彼女の名前なんて言うの?」
「えーっとなんだっけなぁ〜…」
風が吹いた。今日の夜風は何だか冷たい
「あっ思い出した!ハルカだっハルカ!!」
「…えっ?」
まさか…違うだろ…?違う…!
「熊田ハルカっスよ!」
ハルカが彼女…薫の…?
「熊田…ハル…カ…」
「どうしたんスか?先輩?…」
卓が心配そうにアヤメの顔を覗き込む
「おぃ…卓、薫の住所知らないか?」
「知ってますけど?今行くんスか?きっと今頃盛り上がってますよ?」
「余計早く行かなきゃ…」
ハルカが誰かに抱かれるなんて例え薫でも許せない………
感想
- 2090: ???衝撃的? [2011-01-16]
- 2099: ありがとうございます?官能小説のハズなのに最近エロくない気もしますが…?またなんか感想あったら言ってください?風花 [2011-01-16]
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