勃起鼻、またの名をピノキオ 5
若い2人だ。激しく燃え盛る熱情をその2つの体で鎮火させる事の可能な行為…――セックスへ到るにさほど時間は必要なかった。
ピノキオはミツコを自宅へ招く。それは紛れもなくミツコとセックスをするためである。
部屋へ入るとミツコは視線だけを動かし、辺りを見渡した。
7畳程のフローリングの小綺麗な部屋だった。清潔そうなシーツに枕カバー…シングルベッドが目に入る。
――(ここで今夜、寝るんだわ)ミツコは何だか少しこそばゆい気持ちとなる。
――(男の人と寝るのは初めてじゃないけど、問題なのはあたしのほう。彼とこの‘気持ち’が一緒だって事は分かっているのだけど果たして、上手くできるのかしらね…)
「何、飲む?」
男が訊く。
ミツコが男を見る。そして言う。「お水、頂戴。それと…キスしても、いい?」
「えっ。まぁ、どーぞ」
ピノキオが軽く唇を突き出すのとほぼ同時に、ミツコはその中央にあるペニスへ自らの唇を触れ、甘噛みをした。そしてチロリと潤いある舌を出すと、2、3度舐めた。
そこは少しだけ、しょっぱかった。
「なんでも突然なんだな、ミツコちゃんて」
ピノキオはミツコの腰に腕を回し、抱く。
「…突然は嫌い?ラヴ・ストーリーは突然のほうが、だから面白いのよ…ンンンッ…」
ミツコの口の中へ男のソレはピタリと収納された。
むくむくが始まっていた。
「ゴメ、ン。僕もう勃つや、…」
「いいよ。次はどんな‘突然’が好き?」
「そんなに驚かせないものなら何でもどうぞ。ビックリしちゃうと射精(だし)ちゃうし…」
「驚かないと約束して…ネ」ミツコは上着を脱ぐ。
ピノキオはミツコを自宅へ招く。それは紛れもなくミツコとセックスをするためである。
部屋へ入るとミツコは視線だけを動かし、辺りを見渡した。
7畳程のフローリングの小綺麗な部屋だった。清潔そうなシーツに枕カバー…シングルベッドが目に入る。
――(ここで今夜、寝るんだわ)ミツコは何だか少しこそばゆい気持ちとなる。
――(男の人と寝るのは初めてじゃないけど、問題なのはあたしのほう。彼とこの‘気持ち’が一緒だって事は分かっているのだけど果たして、上手くできるのかしらね…)
「何、飲む?」
男が訊く。
ミツコが男を見る。そして言う。「お水、頂戴。それと…キスしても、いい?」
「えっ。まぁ、どーぞ」
ピノキオが軽く唇を突き出すのとほぼ同時に、ミツコはその中央にあるペニスへ自らの唇を触れ、甘噛みをした。そしてチロリと潤いある舌を出すと、2、3度舐めた。
そこは少しだけ、しょっぱかった。
「なんでも突然なんだな、ミツコちゃんて」
ピノキオはミツコの腰に腕を回し、抱く。
「…突然は嫌い?ラヴ・ストーリーは突然のほうが、だから面白いのよ…ンンンッ…」
ミツコの口の中へ男のソレはピタリと収納された。
むくむくが始まっていた。
「ゴメ、ン。僕もう勃つや、…」
「いいよ。次はどんな‘突然’が好き?」
「そんなに驚かせないものなら何でもどうぞ。ビックリしちゃうと射精(だし)ちゃうし…」
「驚かないと約束して…ネ」ミツコは上着を脱ぐ。
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