超ラブ凌辱 4
今年で丁度四十五歳、厄年は何とか過ぎ越したモノの、ヤンキー上がりで未だにトラブルの多い問題教師であり、奥さん(と言うよりも姉御)泣かせの困ったちゃん、しかも元から熟女が好みであちらこちらに手を出しては、しばいたりしばき倒されたりと言った事を何度も繰り返していた。
尤も彼は一応、”他人のモノには手を出さない”、”人の思いを踏み潰さない”と言う自分なりの矜持と言うか美学の様なモノを持っていて、それはキチンと守ってはいたモノの、それでも未だに独身のワンマン女社長や曾てレディースで番を張っていたOLお局等と浮き名を流すこと数知れず、挙げ句、自ら”熱血教師”を名乗り”不良生徒の矯正”を行う指導係に就任している癖に、(確かに恐喝や不法投棄、未成年者に因る飲酒や無免許運転等人様に迷惑となる行為に付いては真面目に、そして厳し過ぎる程に厳しく取り締まってはいたモノの)気に入った人間ならば事と次第では見逃すと言うとんでもないエセヒューマニストであり筋金入りのちょいワル親父、未だに年中青春真っ盛りの不良中年であった。
「良いか?お前ら、今日は転校生を紹介するぞ。おい、入れ!!」
木更津の声と共に静かな動作で一人の少女が教室へと入って来るが、それを見た時、幸人の時間は確実に停止していた。
落ち着いた光を宿す、気の強そうな黒曜石の瞳に美人で愛らしいその姿。
長い黒糖蜜の髪に赤みがかった白雪の肌、華奢で小柄だが少し丸みの出てきたその肢体。
何より、その姿を見た瞬間、直感が告げていたのである、間違いなく早苗だと。
「初めまして。長野県立花里高校から転校して来た、小林 早苗です。どうか宜しくお願いします」
柔らかな物腰で、しかし凛として言い放つとペコリとお辞儀をするが、これには幸人では無くとも、教室にいた誰もが一瞬で目を奪われた。
尤も彼は一応、”他人のモノには手を出さない”、”人の思いを踏み潰さない”と言う自分なりの矜持と言うか美学の様なモノを持っていて、それはキチンと守ってはいたモノの、それでも未だに独身のワンマン女社長や曾てレディースで番を張っていたOLお局等と浮き名を流すこと数知れず、挙げ句、自ら”熱血教師”を名乗り”不良生徒の矯正”を行う指導係に就任している癖に、(確かに恐喝や不法投棄、未成年者に因る飲酒や無免許運転等人様に迷惑となる行為に付いては真面目に、そして厳し過ぎる程に厳しく取り締まってはいたモノの)気に入った人間ならば事と次第では見逃すと言うとんでもないエセヒューマニストであり筋金入りのちょいワル親父、未だに年中青春真っ盛りの不良中年であった。
「良いか?お前ら、今日は転校生を紹介するぞ。おい、入れ!!」
木更津の声と共に静かな動作で一人の少女が教室へと入って来るが、それを見た時、幸人の時間は確実に停止していた。
落ち着いた光を宿す、気の強そうな黒曜石の瞳に美人で愛らしいその姿。
長い黒糖蜜の髪に赤みがかった白雪の肌、華奢で小柄だが少し丸みの出てきたその肢体。
何より、その姿を見た瞬間、直感が告げていたのである、間違いなく早苗だと。
「初めまして。長野県立花里高校から転校して来た、小林 早苗です。どうか宜しくお願いします」
柔らかな物腰で、しかし凛として言い放つとペコリとお辞儀をするが、これには幸人では無くとも、教室にいた誰もが一瞬で目を奪われた。
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