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超ラブ凌辱少年期 1

[516] カスパール 2015-04-01投稿
 飛騨と長野に跨がる山脈地帯の更に奥に、地図に乗っていない村が存在した。

 ”日暮村”と名付けられた此処は、古より続く”まつろわぬ民”の末裔の集落であり、隠れ里だった。

 その身に宿した特別な力を以て予てより国に使え続けて来た彼等は皆、政府より密かに匿われて保護されており、村とは言えどもその戸口は既に五千を越えていて交通、通信、医療、娯楽、教育等の各設備も充実していた為に(とは言ってもそれは集落内の事であり、其処までは一番近い駅からでも三時間の険しい山道を越えねばならず、一般人には絶対に無理。唯一の安全手段は連絡専用の空輸ヘリでそれ以外が近付くと忽ちの内にやられてしまう)、文化レベルも一般人のそれと余り変わる事は無かった(因みに同様の隠れ里や秘密の集落はこの日暮村のみならず、全国各地に幾つか存在していた)。

 この集落の中にある、最古参の家系である”東雲家”の本拠地”東雲郷”のやや東寄りにある母屋の中で今、一組の夫婦が激しく絡み合っていた。

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