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超ラブ凌辱少年期 3

[468] カスパール 2015-04-01投稿
 だがそれのみならず、元から好奇心が旺盛で正義感も強かった早苗はお転婆な性分で、良く近くの野山を駆けて遊び回っていたし、また卑劣で理不尽な暴力が大嫌いだった事もあり、苛め等を見付けてそれが余りにも非道な場合は、例え自分より大きな相手であっても口を出す事もあったのだ。

 そんな彼女はだから、同性からは信頼されていて親友も何名かおり、また愛らしくて機転も利いた為に男子達からも憧れられてはいたのであるが、同時に敬遠され、恐れられてもいたのであるが、本当は努力家であり、また自分を理解して受け入れてくれた人には何処までも信じて一途に尽くす、誰よりも素直で優しい女の子であった。

 尤もそれに気が付いていたのは早苗の両親や親戚の叔父叔母、そして村落の長等の一部の大人達だけであり、同年代の子供達は、時には友人達であってさえも活動的に過ぎる彼女に対して”お腹が痛い”とか”用事がある”等と理由を付けて逃げまくる有り様だったのである。

 だがそんな中で幸人だけは違っており、何だかんだ言っても、何時も必ず一緒に居てくれたし、それに普段はボケーッとしている所もあるがいざの際には信じられない程の勇気と力とを発揮して彼女を守り、最後の最後には必ず助けてくれた。

 それにピンチの時等はその力強い腕でグイグイと引っ張って行ってくれたし、困っている彼女をしっかりと抱き締めてくれたであるが、その度に暖かくて安心し、”自分の帰って来る場所は此処なんだ”と、子供ながらにそう確信して行ったのだ。

 また確かに思い返せば幸人とは色々なエピソードと言うか、不思議な縁の様なモノがあった。

 何しろ彼と初めて出会ったのは本当に産まれて間もない頃で、親友同士で出産の場所もタイミングまでもが一緒だった互いの両親に紹介される前に、ベビーベッドの上で隣合って寝ていた二人は既に楽しそうにじゃれ合っていたそうだが、もう一つ、ある日彼と遊んでいると、突然胸の奥から大人になった自分達が結婚しているイメージが沸き上がって来たのだ。

(大きくなったらこの人と結ばれるんだ・・・)

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