恋愛モラトリアム 第二話 4
これにはもう一つ、当時アジアにおいて唯一の先進国であり、尚且つそれなりの影響力を持っていたアシハラを、何とか自分達の側に繋ぎ止めておきたいとの思惑もあっての事だったのであるがそれに対してアシハラ政府は皇王の聖断を仰ぐと同時に有識者会議を開催、その結果“アンナスカヤとの間にどんな軋轢が生じようとも自分達は一切、表に出ないこと”、そして“シルフィード国内における綾壁家の身分と自由の保障”、“いざの際には可及的速やかに彼等をアシハラへと帰国させること”等を条件とし、また亮太郎達綾壁家の面々に対しては“諜報活動を出来うる限りある継続すること”、“人前では一切、綾壁家秘伝の技を用いないこと”等を特に言い聞かせた上でシルフィード側の申し出を受理したのである。
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