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恋愛モラトリアム 第三話 3

[345] アメージング・ソルジャー 2017-09-17投稿
(良いものは、持っているんだがな・・・)

 改めて蒼太を見るに彼の気功や整体、そして鍼灸の腕前は兄達と互角どころか凌いですらいて現に亮太郎自身も何度かお世話になった程であり、このまま成熟すればその方面でも一家言ある人物になれるだろうとは思うものの、ただし綾壁家の技術は一般のそれとは異なっていて、あくまでも怨敵の抹殺や仲間内でのアフターケアに用いられて来た物だ、そのままでは使えない。

 そこで亮太郎は方針を転換、我が子を手元に置いて育てるのでは無く、別の教育機関において一から仕込んで貰う事としたのだが通常、シャドウスキルのような秘密諜報員や宮廷魔術師等の国王に仕える存在、いわゆる“ロイヤルオーダー”を育てる方法は二つある。

 一つは実家において現役である両親や兄弟等から直接指導を受ける事、もう一つは国が定めた訓練校に通い、そこで頭角を現す事であったがこの内、実力のある家系の子供達はその大半が前者の方法を採っていた、大事な修練の時間が学業によりぶち壊しになったり、また一族に伝わる秘伝の技が漏洩するのを防ぐための処置だ。

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