恋愛モラトリアム 第六話 7
どうしてもその事が気になった蒼太がある日曜の午前中、学生寮の裏手にある小高い丘の上まで二人でちょっとしたピクニックに来た折に思い切って尋ねてみると一瞬、驚いたような表情を浮かべたメリアリアは、しかしすぐにいつもの彼女に戻ると視線を遠くの空へと移した。
「・・・なんでも、ないんだよ。なんでも」
「そうなの?でも何かあるんだったら・・・」
「何でもないって言ってるでしょ!?いいから放っといて!!」
「・・・・・っ!!」
「あ・・・っ!!」
思わず怒鳴ってしまったメリアリアがハッとすると、そこにはビックリしてこちらを見ている蒼太の姿があった。
「ご、ごめんねソウタ、ごめんなさい」
「う、ううん、良いよ。僕の方こそごめんね、しつこく聞いちゃったりして・・・」
「そ、そんなんじゃない、そんなんじゃないんだけど・・・」
「で、でもさ。あの、メリー!!」
「・・・なんでも、ないんだよ。なんでも」
「そうなの?でも何かあるんだったら・・・」
「何でもないって言ってるでしょ!?いいから放っといて!!」
「・・・・・っ!!」
「あ・・・っ!!」
思わず怒鳴ってしまったメリアリアがハッとすると、そこにはビックリしてこちらを見ている蒼太の姿があった。
「ご、ごめんねソウタ、ごめんなさい」
「う、ううん、良いよ。僕の方こそごめんね、しつこく聞いちゃったりして・・・」
「そ、そんなんじゃない、そんなんじゃないんだけど・・・」
「で、でもさ。あの、メリー!!」
感想
感想はありません。
「アメージング・ソルジャー」の官能小説
- 恋愛モラトリアム 第十一話 5
- 恋愛モラトリアム 第十一話 4
- 恋愛モラトリアム 第十一話 3
- 恋愛モラトリアム 第十一話 2
- 恋愛モラトリアム 第十一話 1
- 恋愛モラトリアム 第十話 7
- 恋愛モラトリアム 第十話 6