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恋愛モラトリアム 第七話 2

[491] アメージング・ソルジャー 2017-11-25投稿
 自分に対する彼の真心に感動したメリアリアは気が付けばキスをしていたのであるが勿論、幾ら幼いとは言えどもそれだけの理由で異性の友達にキスなどする道理は無いが、では何故?と聞くと今のメリアリアにはその答えはまだ解らなかった。

 ただ一つ、彼の事を考えているととても優しい気持ちになれるのであり、何か暖かくてジンジンとする思いが胸の奥から湧き上がって来るのだ。

 そして彼に会いたくてどうしようもなくなってしまうのだが彼とお話をしていると嬉しくてしょうがないしまた抱き合うとホッとするのだ、まるで自分の唯一の味方であり、唯一の世界であり、帰るべき場所のような感覚を覚えて安心するのである。

 それに、薄着や半袖で抱き締め合うと服の上からでも肌と肌とがまるで吸い寄せられるようにピッタリとフィットして心地よく、そうした事も手伝って蒼太に抱かれても嫌ではなかった、確かにビックリはしたけれども抵抗は全くなかったのだ、だから。

 二人の行為はどんどんエスカレートして行った、周囲の目を盗んでは互いを抱き締めて唇を重ね、何度も何度もキスをした、何十回も、何百回もキスをしたのだ。

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