恋愛モラトリアム 第九話 5
若干十二歳の彼女の機敏さや技の鋭さはしかし、コーネリアの予想を遥かに上回っており両手に装備している二本の鋼鉄製トンファーで必死に応戦するもののとてもの事、反応が追い付かない。
「くうう・・・っ!!」
(つ、強い・・・!!)
完成されたその実力に、思わず銀髪姫は舌を巻くが事前にデータや戦い方等は知っていたものの今、目の前にいる少女のそれは桁外れだ、白銀色に輝くレイピアを自在に操って攻撃してくる彼女の戦法は教科書通りのお堅い物などでは決してなかった、変幻自在で極めて実戦的なものであり、それ故読みにくい。
主に火炎と雷の魔法を得意としていた彼女はそれらを最大限に発揮出来る“マルティナス・フルーレ”と呼ばれる剣術をもマスターしていて刺突と回転とを軸とした高速機動剣術であるそれは、関節の稼働幅の広い女性の体の特徴を生かして至近距離から次々と攻撃を叩き込む古流剣術の一派であり、攻撃が当たったと思ってもかわされるか、予想外の動きで防がれてしまう。
その体捌きも見事と言う他無く、一瞬の隙も無駄も無いがそれに加えて彼女はただ攻撃を回避するのではない、その最中に術式を練り込んでいるのであろう、反撃時にカウンターで呪文による激しい攻撃をも加えて来る。
「くうう・・・っ!!」
(つ、強い・・・!!)
完成されたその実力に、思わず銀髪姫は舌を巻くが事前にデータや戦い方等は知っていたものの今、目の前にいる少女のそれは桁外れだ、白銀色に輝くレイピアを自在に操って攻撃してくる彼女の戦法は教科書通りのお堅い物などでは決してなかった、変幻自在で極めて実戦的なものであり、それ故読みにくい。
主に火炎と雷の魔法を得意としていた彼女はそれらを最大限に発揮出来る“マルティナス・フルーレ”と呼ばれる剣術をもマスターしていて刺突と回転とを軸とした高速機動剣術であるそれは、関節の稼働幅の広い女性の体の特徴を生かして至近距離から次々と攻撃を叩き込む古流剣術の一派であり、攻撃が当たったと思ってもかわされるか、予想外の動きで防がれてしまう。
その体捌きも見事と言う他無く、一瞬の隙も無駄も無いがそれに加えて彼女はただ攻撃を回避するのではない、その最中に術式を練り込んでいるのであろう、反撃時にカウンターで呪文による激しい攻撃をも加えて来る。
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