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アルビレオ46

[426] エレクチオン 2018-06-14投稿
“自分からは女性に対する性的フェロモンが通常の男性よりもはるかに多く出ている”こと、そして“その影響で蒸れると体臭が強くなる”などを。

 そしてそれを聞いた留火はそれ以降、人付き合いを極力避けるようになった、そういうお年頃だった事もあったが何より、このアンドロステノンと言うのは発ガン性があるとされる別の物質をも内包している可能性があるために、それだけは“波動整体術”によって体からエネルギーを抜かなければならず、その為の時間が惜しかったことと、もう一つ。

 自分に好意を持ってくれている異性には威力抜群なのは確かなのだがその反面、あんまり仲良くない人物に嗅がせると一層酷く嫌悪される、と言う特徴を持っていたからであった(要するに、“なにあいつ、チョー臭いんだけど!!”となるのだ)。

 彼が父親に進められて外の世界へと武者修行の旅に出たのも、そんな理由もあったからなのだがその結果は“吉”とでた、お陰で心も体も鍛えられたし、実力の底上げにも成功したのである。

 そしていま、めでたく思い人の真白と結ばれるかもしれない時を迎えている訳なのであるが如何せん、彼も初めての経験である、最初は流石に戸惑ってしまうが、しかし。

(ええい、ままよ。やってやるんだぞ、留火!!)

 そうやって自分で自分に活を入れると、少し熱っぽくなっている真白の側へとソッと寄り添う。

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