秘密遊戯 其の壱
ある所に、とても仲の良い姉弟がいた。
珠代(小学五年)、大介(小学三年)。
学校が夏休みに入ってすぐの事だ。
大介は本棚の奥、父のバイク雑誌の後に隠してあるエロ漫画を見つけた。
縛られた女性が穴という穴を犯され凌辱される内容だった。
多少の知識はあったが、これ程ハードなプレイは初めて知った。
ドキドキしながら夢中で読んでいると、不意に背後から声を掛けられる。
「何読んでんの?」
姉の珠代が本を覗き込む。
驚きのあまり、咄嗟に隠す事も誤魔化す事も出来なかった。
「あー!エッチな本読んでる!お母さんに言っちゃおー!」
揶揄っていたのだろうが、大介は本気で焦った。
「止めて!言わないでお姉ちゃん!」
今にも泣き出しそうな顔で珠代に懇願する。
珠代は慌てて大介の頭を撫でて落ち着かせた。
「嘘だよ…誰にも言わないからお姉ちゃんにも見せて?」
珠代(小学五年)、大介(小学三年)。
学校が夏休みに入ってすぐの事だ。
大介は本棚の奥、父のバイク雑誌の後に隠してあるエロ漫画を見つけた。
縛られた女性が穴という穴を犯され凌辱される内容だった。
多少の知識はあったが、これ程ハードなプレイは初めて知った。
ドキドキしながら夢中で読んでいると、不意に背後から声を掛けられる。
「何読んでんの?」
姉の珠代が本を覗き込む。
驚きのあまり、咄嗟に隠す事も誤魔化す事も出来なかった。
「あー!エッチな本読んでる!お母さんに言っちゃおー!」
揶揄っていたのだろうが、大介は本気で焦った。
「止めて!言わないでお姉ちゃん!」
今にも泣き出しそうな顔で珠代に懇願する。
珠代は慌てて大介の頭を撫でて落ち着かせた。
「嘘だよ…誰にも言わないからお姉ちゃんにも見せて?」
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