はじまりは放課後…《6》
校門を出てすぐ、晃に呼び止められた。
私と晃の付き合いは3ヶ月目に入っている。
高校1年生になったばかりの春に、まあ、お互いひと目ぼれといったところか。
晃は身長175?、やせて少し猫背で、サラサラ髪を肩まで伸ばしている。
眉の手入れもチャンとしていて、爽やかな印象。
「ジュン、どうしたんだよ? メールもくんないしよぉ」
晃は手を伸ばす…それは手を繋ぐ為ではなく、私のカバンを持ってくれる為。
私はカバンを手渡しながら「ありがとう、ごめんね…」と笑ってごまかした。
晃とはよくウィンドウショッピングする。今日も横浜でソフトクリームをなめながら、
雑貨売り場、本屋あたりを私たちはぶらぶらと歩いた。
「ジュン、俺といてつまんないか? ヒトの話し、聞いてねえみたいだし…」
私は確かに上の空で歩いていた。晃と歩いているという実感がなかった。
「そんなことないよ〜」
私は晃の手を握ってブラブラしてみせた。晃は目を輝かせてちょっと驚く。
待てよ、今まで私からこういう行動をとったことなかったかも。
「ジュン、…抱きたいって言ったら、怒る?」
色白の晃の頬がピンク色に染まっている。
晃の部屋は二階。
階下はレストランで、両親が一日中、忙しそうに働いている。
だから、彼の部屋で、寛げると思うのは大きな間違いで、
私が晃の部屋へ遊びに行くと、母親が、1時間おきには
何だかんだといっては顔を出す。
そんな訳で、私たちはまだ、キスから一歩も進んでいない。
しかし、今日の晃は部屋に入るなり、内側から鍵をかけた。
私は制服姿のまま、突っ立っていた。
「散らかっているけど、まあ、座れよ」
晃がブレザーを脱ぎ、ワイシャツ一枚になり、ネクタイもゆるめ出した。
私は晃のベッドに腰を掛けて、彼の後ろ姿を見るともなしに見ていた。
私と晃の付き合いは3ヶ月目に入っている。
高校1年生になったばかりの春に、まあ、お互いひと目ぼれといったところか。
晃は身長175?、やせて少し猫背で、サラサラ髪を肩まで伸ばしている。
眉の手入れもチャンとしていて、爽やかな印象。
「ジュン、どうしたんだよ? メールもくんないしよぉ」
晃は手を伸ばす…それは手を繋ぐ為ではなく、私のカバンを持ってくれる為。
私はカバンを手渡しながら「ありがとう、ごめんね…」と笑ってごまかした。
晃とはよくウィンドウショッピングする。今日も横浜でソフトクリームをなめながら、
雑貨売り場、本屋あたりを私たちはぶらぶらと歩いた。
「ジュン、俺といてつまんないか? ヒトの話し、聞いてねえみたいだし…」
私は確かに上の空で歩いていた。晃と歩いているという実感がなかった。
「そんなことないよ〜」
私は晃の手を握ってブラブラしてみせた。晃は目を輝かせてちょっと驚く。
待てよ、今まで私からこういう行動をとったことなかったかも。
「ジュン、…抱きたいって言ったら、怒る?」
色白の晃の頬がピンク色に染まっている。
晃の部屋は二階。
階下はレストランで、両親が一日中、忙しそうに働いている。
だから、彼の部屋で、寛げると思うのは大きな間違いで、
私が晃の部屋へ遊びに行くと、母親が、1時間おきには
何だかんだといっては顔を出す。
そんな訳で、私たちはまだ、キスから一歩も進んでいない。
しかし、今日の晃は部屋に入るなり、内側から鍵をかけた。
私は制服姿のまま、突っ立っていた。
「散らかっているけど、まあ、座れよ」
晃がブレザーを脱ぎ、ワイシャツ一枚になり、ネクタイもゆるめ出した。
私は晃のベッドに腰を掛けて、彼の後ろ姿を見るともなしに見ていた。
感想
感想はありません。
「 剣 」の官能小説
- 【PC・スマートフォン版】官能小説を投稿できるようにしました。
- 【携帯版】Amorous[アマラス]の携帯サイトが完成しました。
- PC用官能小説投稿サイト新設のお知らせ
- mxxxxxx.ppp.asahi-net.or.jpのアクセスを禁止しました
- スマートフォンに対応しました。
- 【状況報告】03/18の管理人現況
- 【ネット復活】更新再開