はじまりは放課後…《9》
今日は部活がない日。
美里とカラオケでもいって、ボックスでエッチでもしようかと思っていたら、
バス停で私のケータイが鳴った。
真央先輩からだ。先輩からなんて、めったに電話なんて掛かってこない。
しかも、あの強引な一方的なキス以来、すれ違った時に会釈している程度で
言葉を交わしていない。
「美里、真央先輩からだよ〜どうしよう…」
「いいじゃん、よかったじゃん、でなよ」美里は面白がっている。
私たちはバスに乗り込む途中で、慌てて、人をかき分け飛び降りた。
「もしもし…」私は恐々と電話を受ける。
真央先輩の電話は今すぐ、部室へ来いというものだった。
部活のない日に部室へ来いと…いつかのシチュエーションが甦って
私の体は熱くなった。
当然、美里とは、バス停でバイバイした。
「いいよ。じゃあ、又ね」そうは言っても美里の顔は淋し気だった。
美里がモノ惜しそうな目をしているので、私はお返しに今度、
美里に最高のエッチをプレゼントしてあげようと思った。
そうは思っていたものの、私は全速で学校へ戻っていた。
真央先輩に会える――真央先輩とのキスを思い出しただけで、
私の胸は高鳴り、アソコはうずいた。
部室のドアを開けると、真央先輩がひとりでキャンバスに向かっていた。
「遅くなりました」息を切らせて私は言った。
「ううん、早かったじゃない」
真央先輩は絵を描きながら、無表情で言った。
私は何気なく、先輩の描いている絵を覗き込む。
”ハッ”と息を飲み込む私。
真央先輩の描いている絵は私だった。
キャンバスの中の私は全裸で、飛び上がっていた。
バックは深紅のバラが散りばめられている。
美里とカラオケでもいって、ボックスでエッチでもしようかと思っていたら、
バス停で私のケータイが鳴った。
真央先輩からだ。先輩からなんて、めったに電話なんて掛かってこない。
しかも、あの強引な一方的なキス以来、すれ違った時に会釈している程度で
言葉を交わしていない。
「美里、真央先輩からだよ〜どうしよう…」
「いいじゃん、よかったじゃん、でなよ」美里は面白がっている。
私たちはバスに乗り込む途中で、慌てて、人をかき分け飛び降りた。
「もしもし…」私は恐々と電話を受ける。
真央先輩の電話は今すぐ、部室へ来いというものだった。
部活のない日に部室へ来いと…いつかのシチュエーションが甦って
私の体は熱くなった。
当然、美里とは、バス停でバイバイした。
「いいよ。じゃあ、又ね」そうは言っても美里の顔は淋し気だった。
美里がモノ惜しそうな目をしているので、私はお返しに今度、
美里に最高のエッチをプレゼントしてあげようと思った。
そうは思っていたものの、私は全速で学校へ戻っていた。
真央先輩に会える――真央先輩とのキスを思い出しただけで、
私の胸は高鳴り、アソコはうずいた。
部室のドアを開けると、真央先輩がひとりでキャンバスに向かっていた。
「遅くなりました」息を切らせて私は言った。
「ううん、早かったじゃない」
真央先輩は絵を描きながら、無表情で言った。
私は何気なく、先輩の描いている絵を覗き込む。
”ハッ”と息を飲み込む私。
真央先輩の描いている絵は私だった。
キャンバスの中の私は全裸で、飛び上がっていた。
バックは深紅のバラが散りばめられている。
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