先輩と後輩 4
千歳の手の力がだんだん弱くなってくるのがわかった。
俺は、ゆっくりと眼鏡を外させ、千歳の耳に唇を持っていき、
「喧嘩もしねぇし、教室にも戻ってやるよ」
と、ぼそり、と告げた。
千歳の身体が、腕の中で動いた。喜んでいるのだろう。おめでたい。
「ここで、やらせてくれるならな」
そう言って、耳を舐める。
ゆっくりと、湿り気を帯びた舌が耳を這うと、
「やっ…んっ」
千歳がたまらず声を漏らす。
どこが弱いかなんて、ちゃんと知ってる。
「返事は?」
そう言うために口を離す。
必要ないほど耳の傍で、小さな声で囁く。
空気が振るえるたびに千歳は肩を震わせた。
「だ…駄目ですよ、こんなところで…ぁんっ」
耳たぶに勢いよく吸いつく。
千歳は身をよじった。甘噛みながら、
「じゃあ、喧嘩する」
そう言うと、
「はぁっ…んっ、何で…ですかぁ…」
困ったような声で、呟く。
俺の肩口に細く息があたって、こちらも、少し楽しくなってきた。
千歳を困らせるのは、少し楽しい。
弱った表情はそそられる。
俺は、ゆっくりと眼鏡を外させ、千歳の耳に唇を持っていき、
「喧嘩もしねぇし、教室にも戻ってやるよ」
と、ぼそり、と告げた。
千歳の身体が、腕の中で動いた。喜んでいるのだろう。おめでたい。
「ここで、やらせてくれるならな」
そう言って、耳を舐める。
ゆっくりと、湿り気を帯びた舌が耳を這うと、
「やっ…んっ」
千歳がたまらず声を漏らす。
どこが弱いかなんて、ちゃんと知ってる。
「返事は?」
そう言うために口を離す。
必要ないほど耳の傍で、小さな声で囁く。
空気が振るえるたびに千歳は肩を震わせた。
「だ…駄目ですよ、こんなところで…ぁんっ」
耳たぶに勢いよく吸いつく。
千歳は身をよじった。甘噛みながら、
「じゃあ、喧嘩する」
そう言うと、
「はぁっ…んっ、何で…ですかぁ…」
困ったような声で、呟く。
俺の肩口に細く息があたって、こちらも、少し楽しくなってきた。
千歳を困らせるのは、少し楽しい。
弱った表情はそそられる。
感想
感想はありません。
「 ミツバチろっく 」の官能小説
- 【PC・スマートフォン版】官能小説を投稿できるようにしました。
- 【携帯版】Amorous[アマラス]の携帯サイトが完成しました。
- PC用官能小説投稿サイト新設のお知らせ
- mxxxxxx.ppp.asahi-net.or.jpのアクセスを禁止しました
- スマートフォンに対応しました。
- 【状況報告】03/18の管理人現況
- 【ネット復活】更新再開