続パート3
涼子が6時に迎えに来いと言うので来てみたが、もう30分待てと言う。最近忙しいらしく、待たされる事が何度かある。
「あなた…ごめんね…もう少しだけ…」
今日は何かしら息をはずませている。かけずり回って残務をしているのだろうか…
しばらくして涼子が出て来た。その後ろから、所長らしき人影が…
「やあ、伊藤さんのご主人ですか、所長の村瀬です。」
涼子が私を紹介してくれた。ほつれた髪の毛を指で掻き揚げながら…
「奥さんにはよくやってもらってます。」
こちらこそお世話に…と、社交辞令の間、所長は汗を拭っている。一見コワもてだが、ダンディーな感じの男だった。
「どうです、一度奥さんの働きぶりをご覧に来られては。」
「はぁ…」
私は気が乗らなかった。車の中で涼子が言った。
「無理しなくていいのよ。」
「あぁ…」
涼子は口数が少なかった。
「どうした?」
「何が?」
「いや、えらくおとなしいからさ。」
「疲れただけよ」
涼子からいつもと違う匂いがすることがある。整髪料のような…
今もかすかにだがそんな気がする。
「所長、男前だな…」「…そうかしら…」
「あぁ、渋い…お前、大丈夫なのか?」
「あなた…ごめんね…もう少しだけ…」
今日は何かしら息をはずませている。かけずり回って残務をしているのだろうか…
しばらくして涼子が出て来た。その後ろから、所長らしき人影が…
「やあ、伊藤さんのご主人ですか、所長の村瀬です。」
涼子が私を紹介してくれた。ほつれた髪の毛を指で掻き揚げながら…
「奥さんにはよくやってもらってます。」
こちらこそお世話に…と、社交辞令の間、所長は汗を拭っている。一見コワもてだが、ダンディーな感じの男だった。
「どうです、一度奥さんの働きぶりをご覧に来られては。」
「はぁ…」
私は気が乗らなかった。車の中で涼子が言った。
「無理しなくていいのよ。」
「あぁ…」
涼子は口数が少なかった。
「どうした?」
「何が?」
「いや、えらくおとなしいからさ。」
「疲れただけよ」
涼子からいつもと違う匂いがすることがある。整髪料のような…
今もかすかにだがそんな気がする。
「所長、男前だな…」「…そうかしら…」
「あぁ、渋い…お前、大丈夫なのか?」
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