隣の家のお兄ちゃん。
いつの時代にも困っている人がいるとどんな時でも助けに来てくれる、頼りになる隣の家のカッコイイお兄ちゃんというのは、存在すると私は思っていた。しかし現実は甘くないと言うかなんと言うか…私の隣のお兄ちゃんは、全くと言いたい程に頼りない、つまらない、なにも出来ないという三拍子。情けないほどにさえない男の人だった。いつもはにかむ様に笑ってる顔は、もう大学生のくせにまだまだ子どもの頃の面影が思いっきり残っている。だから私はいつも隣のお兄ちゃんに付きとまっては、情けない所を見付けるとすぐに徹底的に叩き直し、何にも出来ない子どもに聞かせるような優しい声で説教をして遊んでいた。
年は全然離れていて、しかもお兄ちゃんの方が年上なのに、私はお兄ちゃんの事を自分の子ども様に感じた。…母性本能をくすぐるだろう。とにかくお兄ちゃんと過ごす時間は私の幸福の一時だった。そしてある日。いつもの様にお兄ちゃんを『付いて来てよッ!』と無理矢理に一緒に買い物に付き合わせた帰りだった。私はほくほく顔でお兄ちゃんの前を陣取りながら歩いていた。後ろの方でお兄ちゃんの足音がついて来ていることを確かめながら、今日の出来事に思いふけっていた。
年は全然離れていて、しかもお兄ちゃんの方が年上なのに、私はお兄ちゃんの事を自分の子ども様に感じた。…母性本能をくすぐるだろう。とにかくお兄ちゃんと過ごす時間は私の幸福の一時だった。そしてある日。いつもの様にお兄ちゃんを『付いて来てよッ!』と無理矢理に一緒に買い物に付き合わせた帰りだった。私はほくほく顔でお兄ちゃんの前を陣取りながら歩いていた。後ろの方でお兄ちゃんの足音がついて来ていることを確かめながら、今日の出来事に思いふけっていた。
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