月夜?
窓から差し込む月明かりが、電気のついていない部屋を照らしている。
「やめて…アッンッ」
「あなたがこの屋敷に来てからずっと…あなただけを…ルナ様」
深夜訪問してきた執事は無理矢理ルナを襲っていた。
ルナの秘部に愛撫しながら執事は愛の言葉を言い続ける。
「イ…ヤ…イヤァァァ───!!助け…て…助けて静夜──!!」
ルナはたまらず悲鳴をあげた。
バンッ
ドアが開く。
「ルナ?!…Σなっ」
悲鳴に気付き駆け付けた静夜。目の前でルナが悲惨な格好で男に襲われていた。
「十希…?お前…何してるんだ」
静夜の驚愕した顔を見て、執事はルナの上からのけ、ドア近くにいる静夜の側に歩き寄る。
「静夜…お前は知ってるよな?ルナ様を慕っていた俺の気持ち…なら何で…本当の事を話してくれなかった?」
「十希…俺は…」
「裏切り者…」
執事・十希は部屋から去った。
静夜が呆然と佇んでいる。
「…静夜…兄様?」
「Σ!」
静夜が我を取り戻すと慌ててルナに駆け寄る。
「大丈夫…じゃないなよな…ごめん…ルナ」
引き千切られ服と足に滴を溢した哀れなルナの姿を見て、静夜は顔を歪める。
「……大…丈夫…こんなの…慣れてる…もの」
ルナは身をガタガタ震わせ強がる。
「ルナ…」
「ッ」
ルナが静夜に抱きついた。静夜の胸の中でルナは悲痛に顔を歪め泣きそうだった。
「義兄様…私は…やっぱり汚いのよ!娼婦の娘…私は…存在だけで汚い」
「何で…そんな事ない」
「抱いて…静夜」
ルナが声を震わせ弱々しく言った。
「抱いて静夜兄様…」
「ルナ…ι」
「お…ねがい…静夜」
ルナが顔を上げ静夜を見つめる。
目から涙を溢し、身を震わせルナは切願する。
「ッ」
「静…夜…」
静夜はルナを抱き上げ、ベットに連れて行くとルナを抱き締めたまま流れ込む。
「ルナ…ごめん」
泣くルナだけをベットに残し、静夜が起き上がり立ち上がる。
「ルナ…俺はお前を抱けない。それだけは…出来ない」
「ッ…」
ルナは顔を手で覆い体を丸め、声をあげずに泣き続けた。
傍らで静夜はルナの頭をなで続ける。
「静夜…私の…事…嫌い?」
「好きだよ。愛してる…」
なら何で…
ルナは心でつぶやき身が引き裂かれる気持ちになった…
「やめて…アッンッ」
「あなたがこの屋敷に来てからずっと…あなただけを…ルナ様」
深夜訪問してきた執事は無理矢理ルナを襲っていた。
ルナの秘部に愛撫しながら執事は愛の言葉を言い続ける。
「イ…ヤ…イヤァァァ───!!助け…て…助けて静夜──!!」
ルナはたまらず悲鳴をあげた。
バンッ
ドアが開く。
「ルナ?!…Σなっ」
悲鳴に気付き駆け付けた静夜。目の前でルナが悲惨な格好で男に襲われていた。
「十希…?お前…何してるんだ」
静夜の驚愕した顔を見て、執事はルナの上からのけ、ドア近くにいる静夜の側に歩き寄る。
「静夜…お前は知ってるよな?ルナ様を慕っていた俺の気持ち…なら何で…本当の事を話してくれなかった?」
「十希…俺は…」
「裏切り者…」
執事・十希は部屋から去った。
静夜が呆然と佇んでいる。
「…静夜…兄様?」
「Σ!」
静夜が我を取り戻すと慌ててルナに駆け寄る。
「大丈夫…じゃないなよな…ごめん…ルナ」
引き千切られ服と足に滴を溢した哀れなルナの姿を見て、静夜は顔を歪める。
「……大…丈夫…こんなの…慣れてる…もの」
ルナは身をガタガタ震わせ強がる。
「ルナ…」
「ッ」
ルナが静夜に抱きついた。静夜の胸の中でルナは悲痛に顔を歪め泣きそうだった。
「義兄様…私は…やっぱり汚いのよ!娼婦の娘…私は…存在だけで汚い」
「何で…そんな事ない」
「抱いて…静夜」
ルナが声を震わせ弱々しく言った。
「抱いて静夜兄様…」
「ルナ…ι」
「お…ねがい…静夜」
ルナが顔を上げ静夜を見つめる。
目から涙を溢し、身を震わせルナは切願する。
「ッ」
「静…夜…」
静夜はルナを抱き上げ、ベットに連れて行くとルナを抱き締めたまま流れ込む。
「ルナ…ごめん」
泣くルナだけをベットに残し、静夜が起き上がり立ち上がる。
「ルナ…俺はお前を抱けない。それだけは…出来ない」
「ッ…」
ルナは顔を手で覆い体を丸め、声をあげずに泣き続けた。
傍らで静夜はルナの頭をなで続ける。
「静夜…私の…事…嫌い?」
「好きだよ。愛してる…」
なら何で…
ルナは心でつぶやき身が引き裂かれる気持ちになった…
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