滴る蜜?
1943年8月。あれは僕が23歳の時だ。当時僕は大学院に通っており、その途中にある大きな屋敷に住む『十和子』と言う人妻に夢中になっていた。歳は32・3ぐらいで、肌は色白唇はおちょぼ口でうっすら頬が赤く着物の襟から見える、うなじが何とも色っぽい。そんな彼女を見るのが僕の毎日の楽しみであり癒やしだった。しかし彼女とは直接話したりしたことはない。僕に意気地がないため毎日通行人のふりをして彼女を見るだけだ。当然そんなことだけでは僕の心…いや、体は満足するわけがなく。毎夜彼女のことを思い出しマスをかく。一度だけでいい彼女と交わりたい。僕の頭は彼女の事で一杯だった。そんなある日同じ研究室の林田が何やら浮かない顔をしながら部屋に入ってきたので僕が「どうした?」と尋ねると林田は深く溜め息をついて言った。「はぁ〜。ちょっと聞いてくれよ。実は…。」林田の話しはこうだ。せっかく決まったアルバイトの話しが田舎の父親が倒れたおかげで実家に帰ることになり替えの人が見つかるまでは実家には帰れないとのことだ。「それで何のアルバイトだよ?」と僕は聞いた。「ほら、ここに来る途中にある大きなお屋敷があるだろう。そこの家庭教師だよ。」 ナニ?!僕は動揺した。あそこのアルバイトだと?!十和子さんがい、いるあの〜。「なぁ、林田その仕事僕にやらせてくれないか?」「え?いいのかい?助かるよ」林田は安堵の表情を浮かべた。「構わないよ。」僕は内心嬉しさのあまり神に感謝してしまった。「それでいつからなの?「実は明日からなんだ。」そう言って林田は何やら話していたが僕はそれどころではない!
その日の夜。僕はなかなか寝付けなかった。明日は憧れの十和子さんに会えるんだ!そう考えるだけで僕の肉棒ははちきれんばかりに膨れ上がり右手がそれを静めようと上下した。そして翌日…。
その日の夜。僕はなかなか寝付けなかった。明日は憧れの十和子さんに会えるんだ!そう考えるだけで僕の肉棒ははちきれんばかりに膨れ上がり右手がそれを静めようと上下した。そして翌日…。
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