まがりかど?
しかし当日、一緒に羽田まで行った小林と私とは、ちょっとした恋人同士のようなやりとりはあっても、特に何ごともなく現地に着いた。
ホテルに到着し、温泉→夕食→カラオケという流れのあと、部屋での飲み会になった。
よく飲む人達なので、あっという間にお酒はなくなり、私が
「じゃあ買いに行って来ます」
と言うと、小林が
「俺もいくよ。幹事だし」
と言ってついてきた。
外にでると、小林は、「浅海ちゃん、浴衣可愛いね?」
と言って、手をつないできた。私はあわてたけれど、しっかり握られたその手をふりほどけなかった。
「浅海ちゃんは、本当によく気がつく、いい子だよね」
「…小林さん、酔ってるでしょ」
「わかる?でも浅海ちゃんは酔ってる人に天使みたいになるからさぁ。お世話して」
「しません」
「…俺さぁ。こう見えても、自己開示苦手なんだよ」
「それは、そうでしょう。わかりますよ」
「俺は全面的に甘えるタイプなの」
そう言って、小林は立ち止まり私を見る。
「浅海ちゃんは、引っ張ってくれる男がいいんでしょ?」
「ん…そうですね。自分が甘えたいから。好きな人の面倒はみたいですけど」
「でしょ?あなたは、面倒みてあげた方が自分も伸びるタイプだよ」
小林は笑って私を覗き込む。
「どうなの?…俺じゃだめ?」
近付いて来る小林の顔に、私は息を呑む。
ホテルに到着し、温泉→夕食→カラオケという流れのあと、部屋での飲み会になった。
よく飲む人達なので、あっという間にお酒はなくなり、私が
「じゃあ買いに行って来ます」
と言うと、小林が
「俺もいくよ。幹事だし」
と言ってついてきた。
外にでると、小林は、「浅海ちゃん、浴衣可愛いね?」
と言って、手をつないできた。私はあわてたけれど、しっかり握られたその手をふりほどけなかった。
「浅海ちゃんは、本当によく気がつく、いい子だよね」
「…小林さん、酔ってるでしょ」
「わかる?でも浅海ちゃんは酔ってる人に天使みたいになるからさぁ。お世話して」
「しません」
「…俺さぁ。こう見えても、自己開示苦手なんだよ」
「それは、そうでしょう。わかりますよ」
「俺は全面的に甘えるタイプなの」
そう言って、小林は立ち止まり私を見る。
「浅海ちゃんは、引っ張ってくれる男がいいんでしょ?」
「ん…そうですね。自分が甘えたいから。好きな人の面倒はみたいですけど」
「でしょ?あなたは、面倒みてあげた方が自分も伸びるタイプだよ」
小林は笑って私を覗き込む。
「どうなの?…俺じゃだめ?」
近付いて来る小林の顔に、私は息を呑む。
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