お父ちゃん11
次の日、ミクに呼び出された。
公園では早起きのセミがうるさく鳴いている…
「ごめんね。日曜日なのにこんなに早く…」
「いいよ」
「ゆうべのこと…気になっちゃって」
言いにくい話をサバサバと投げ掛ける。ミクのこういう所が好き。「彼に聞かなかったの?」
「聞いた」ニヤッと笑ってるミク…
「聞いたけど、マホにも教えてもらいたくて…」
ミクはリョウちゃんが好きなのね…いい子だったもん…私も好きだった。でも、ファザコンってひと言にキレたの…見透かされたみたいで…
私はありのままを話して、ミクも充分納得してくれた。
それから、ミクの調子はいつもに戻り、面白いトークで私を笑わせた。でも…頭を、ゆうべのもう一つの一大事がよぎる…
今朝のお父ちゃんはあまり私を見なかった。見ても目が泳いでる…うしろめたいんだろうな…
お昼を食べてミクと別れた。午後はデートみたい。
「ただいまぁ〜」
家も暑い…
お父ちゃんはまたトランクス一枚。よそのオヤジと大差ないんだろうけど、ゆうべの今日じゃ、ちょっと…
「あっつ〜い」
「暑いな…父さん今朝から二回もシャワー浴びたよ。」
「私もそうしよ!汗びっしょりだよ」
公園では早起きのセミがうるさく鳴いている…
「ごめんね。日曜日なのにこんなに早く…」
「いいよ」
「ゆうべのこと…気になっちゃって」
言いにくい話をサバサバと投げ掛ける。ミクのこういう所が好き。「彼に聞かなかったの?」
「聞いた」ニヤッと笑ってるミク…
「聞いたけど、マホにも教えてもらいたくて…」
ミクはリョウちゃんが好きなのね…いい子だったもん…私も好きだった。でも、ファザコンってひと言にキレたの…見透かされたみたいで…
私はありのままを話して、ミクも充分納得してくれた。
それから、ミクの調子はいつもに戻り、面白いトークで私を笑わせた。でも…頭を、ゆうべのもう一つの一大事がよぎる…
今朝のお父ちゃんはあまり私を見なかった。見ても目が泳いでる…うしろめたいんだろうな…
お昼を食べてミクと別れた。午後はデートみたい。
「ただいまぁ〜」
家も暑い…
お父ちゃんはまたトランクス一枚。よそのオヤジと大差ないんだろうけど、ゆうべの今日じゃ、ちょっと…
「あっつ〜い」
「暑いな…父さん今朝から二回もシャワー浴びたよ。」
「私もそうしよ!汗びっしょりだよ」
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