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二人のお兄ちゃん。2

[6982]  ピィ  2006-08-01投稿
伊咲「ぁっんんっ…」

あたし…お兄ちゃんとキスしてる…?


透の手が、伊咲の胸に触れる。

ムニュッ…
伊咲「ぁっ!」

ピチャ…
二人の離れた唇に、糸が引いている。

伊咲はクラクラしていて、しばらくボゥっとしていた。

透「伊咲…」
ゆっくりと、伊咲を押し倒す透。
伊咲「やぁっ…何でこんな…お兄ちゃんっ」
透「そんなの…伊咲が好きだからに決まってんじゃん。」

透は冷静な顔つきでそう言った。
伊咲「え…」

シュル…パサッ
透が、伊咲の制服のネクタイをほどき、ボタンを一つずつ取り始めた。


このままじゃぁ…あたしお兄ちゃんとヤッちゃう!?

伊咲「嫌ぁ…っ離して!ヤダぁ〜っ!好きとか言われても意味わかんないよぉ!」

透の手がピタッと止まると、悲しそうな顔をしていた。

伊咲「お…お兄…」
透「俺らしくない…いくら伊咲が可愛かったからって…好きだからってずっと我慢してたのに……ゴメン」

恥ずかしそうに手を顔に当てると、伊咲の服を戻し部屋を出て行こうとした。


お兄ちゃんを…
傷つけてしまったんだ…
本当にあたしの事を…?


伊咲「待って」
透「……え……」

伊咲は気付くと、透の手を掴んで引き止めていた。



伊咲「あ…あれ?あ…あたしなんで?違うっ…違うのさっきのはちょっとなんか変で…あっあれ!?」

オロオロと真っ赤な顔で戸惑う伊咲を見て、透はプッと吹き出した。

透「ぷっ…くくっ(笑)本当に伊咲は可愛いなぁ…」
透のそんな優しい笑顔をは初めて見た。
伊咲の胸もドクドク高鳴っている。


伊咲「透お兄ちゃんは…あたしがスキなの?」
透「うん」
伊咲「な…なんで!?」
透「なんでって…ずっと前からずっと近くにいたから。」
伊咲「え…?どういう意味…?」
透「同じもの触って同じもの食べて、一緒に寝て笑いあって…誰よりも一番伊咲がそばにいたから」



そのお兄ちゃんの言葉にドキドキしている自分がいた。

透「それじゃダメ?」
伊咲「あたし…は…よくわかんないけど…なんか今…離れたくなぃ…」

感想

  • 4590: 続き早く書いて下さい?? [2011-01-16]
  • 4592: はぃ??わかりましたっ??もちょっとぉ待ち下さぃ☆☆☆ピィょり [2011-01-16]
  • 4598: 楽しいょ?続き待ってるので、頑張ってくださぃ? [2011-01-16]
  • 4600: 4598さん…?マヂですか!!!めちゃ?嬉しいデスョ??ゎかりましたっ?頑張ります?ピィょり [2011-01-16]
  • 4613: まぢぉもろぃッス!!?続き気になるンで早くかぃてほしぃです? [2011-01-16]
  • 4622: 4913サン? もォすぐ書くから待っとぃてくり??めっちゃ頑張るカラ?? ピィょり。 [2011-01-16]
  • 4684: 早く書いてくださぃ?楽しみです?面白いですね? [2011-01-16]

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