官能小説!(PC版)

サキ 4

[12129]  アベ  2006-08-05投稿
その後、姉ちゃんと和樹が戻ってきた。
それから、4人でビーチバレーをしたり、ビーチフラッグをしたりした。
海に来てんのに、俺はずっと浜辺で過ごし、おまけにゲームには負けまくり、散々だった。
姉ちゃんと和樹が、また泳ぎに行くと言うと、サキは疲れたから旅館に戻ると言った。
「啓太、サキちゃんについててあげなさい」
姉ちゃんに言われ、サキのと自分の荷物を持って、サキの後ろに続く。
何やってるんだか。。。俺はサキのお守りかよ。

旅館に着くとすぐ、部屋へ入った。学生で金もないし、慣れた仲なのでもちろん4人で同じ部屋。
サキは、バッグからタオルや洗面用具を取ると
「シャワー浴びてくる」
と出ていった。
俺は、座布団を重ねて寝転がったり、テレビを付けたりしていたが、ふと思いついた。
《今、行けばサキの水着姿が見れるんじゃね?》
男としての興味もあるっちゃあるが、どちらかと言うとサキをこらしめたい。いいように使われ、あしらわれた俺の逆襲。サキが顔を赤くすりゃ、俺の勝ちだ。それだけで、この疲労も消える。
俺は足音をひそめて、階段を降りていった。

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