官能小説!(PC版)

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alice*love No.5

[7495]  2006-08-06投稿
ここだ。

【407 真坂】

ピンポ-ン...

ピンポンピンポンピンポーン...

「…はい。入って」

カメラ付きインターホンから低い声が聞こえてくる。あたしは誰にも見られていないのを確認して,中へ。

ガチャ...

「……広ッ」

一人暮しのくせに2LDK日当たり良好,しかもシステムキッチン?

「荷物それだけか?」

「うん。」

無理矢理荷物を詰めたスポーツバッグとキャリーケースを床に降ろす。6畳の洋間。

「一応この部屋使ってないからどうぞ。ベッドは無いから寝る時は俺の部屋」

楽に8畳は有りそうな真坂の部屋。セミダブルの青いベッドで,今まで何人の女を抱いたんだろう。。

「先生--」

「なに?」

「毎日エッチし放題だね。」

「…ん」

真坂は少し顔を赤くして言う。意外とウブだ。

「ぁ,バイトの時間…」

「働きすぎるなよ?学費だって援助できるし…」

「そこまで助けてもらわなくても平気だよ。」

「…そっか」

真坂は優しい。無口な人だけど,温かい。

「いってきま-す」

「いってらっしゃい。」

ファミレス(時給800円)へ急ぐ。また遅刻しちゃうなあ…

「すいません…遅れました;」

「ぁ,月島さんやっと来た!もう…ほんとに遅刻魔だなぁ」

あたしより1つ下の海斗くん。苗字は相沢だっけ? バイト始めたのが同時期で,結構仲が良い。

「ごめんって;;以後気をつけます。」

「別に良いですけど…なんでそんな遅くなるんですかぁ;」

「ちょっと…彼氏の家行ってて」

海斗くんの表情が変わった。

「彼氏…居たんですか??」

「居たってゆうか出来たってゆうか…」

「ちょっと…こっち来て下さい」

グイと手を引かれ,食品庫に連れていかれる。

「…海斗くん?」

見た事の無いような険しい顔をしてる。怖い。

「ずっと好きだったんです」

え??

「ッん…!」

突然キスされた。口咥内と共に,思考も侵される。

「お願い…僕のものになって…」

「はぁッ…ん…やめ…」

何がなんだかわかんない。

--つづく--

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