メル友母子編10
『美咲さんが一人だけになれるのはいつ?』仕方ない子…ウソついてもいいんだけど…
『今一人…』
『…お話ししたい…』一方的に番号を送って来た。
じきに教えてくれる…か…確かに…。
私は普通に電話した。「こんにちは。」
「…初めまして…」
…何震えてるのよ…
「きれいな声…」
いつも聞いてる声でしょ!
「それは…ありがとう…」
母親の携帯を覗いてからかうつもりなのか…私は裕紀の真意がまだよくわからない…いつ暴露してやろうか…それともしない方が…
「あなたのお母さんのこと…もっと聞きたいなあ…」
裕紀は、少し言葉を選んでいるようだ。
「ウチの母さんは…とにかく、可愛い感じの女性です。」
「子供っぽい人?」
「う〜ん…そうじゃないけど、チャーミングな人…」
「へえ…それで?」
「それで…」
「…いつから?」
「高校入った時ぐらいかなぁ…友達にも結構羨しがられて…、なんか…意識するようになりました。」
「そんなことってあるのかしら…あ、いや、ちょっと信じられなくて…」
「自分でも…ただ、ボクも女性を知ってから…余計そう思うようになったんだけど…」
『今一人…』
『…お話ししたい…』一方的に番号を送って来た。
じきに教えてくれる…か…確かに…。
私は普通に電話した。「こんにちは。」
「…初めまして…」
…何震えてるのよ…
「きれいな声…」
いつも聞いてる声でしょ!
「それは…ありがとう…」
母親の携帯を覗いてからかうつもりなのか…私は裕紀の真意がまだよくわからない…いつ暴露してやろうか…それともしない方が…
「あなたのお母さんのこと…もっと聞きたいなあ…」
裕紀は、少し言葉を選んでいるようだ。
「ウチの母さんは…とにかく、可愛い感じの女性です。」
「子供っぽい人?」
「う〜ん…そうじゃないけど、チャーミングな人…」
「へえ…それで?」
「それで…」
「…いつから?」
「高校入った時ぐらいかなぁ…友達にも結構羨しがられて…、なんか…意識するようになりました。」
「そんなことってあるのかしら…あ、いや、ちょっと信じられなくて…」
「自分でも…ただ、ボクも女性を知ってから…余計そう思うようになったんだけど…」
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