ハツカレ?
クチュ…チュ…「んっ…………はぅっ……むぅ……あぁん…」
舌を絡ませると、遠慮がちに俺の動きに応えようとする。開いた口から、溜め息のような、吐息混じりの甘美な声が紡ぎ出される。
ディープキスでかなり感じているらしく、自分の太股を俺の太股に擦りつける。
…なんやヤらしくて…大胆で…エロ過ぎ。
レイにこんな一面があるなんて、想像もしてなかった俺は内心苦笑する。そういう俺も、もう、はちきれんばかりに立ち上がってしまっている。
キスをしながら右手をレイの頭に、左手を腰に回す。レイがどこにも行かないように。逃げられないように。
――俺だけを見れるように。
それに呼応するように、レイは腕を俺の首に回す。
「………んはっ…あっん……」
うっすらと目を開けると、少し潤んだ瞳をしたレイの顔があった。上気した頬が色っぽい。
初めて弓道場で三島怜香と会って、一目ボレした。笑うと細くなる目。穏やかな表情、性格…すべてが好きになった。でも今の表情は、三島怜香の顔ではない。
――俺だけのレイ。
そう考えるだけで、愛おしさが溢れそうになる。あかん。女の子みたいに泣いてしまいそうや。
舌を絡ませると、遠慮がちに俺の動きに応えようとする。開いた口から、溜め息のような、吐息混じりの甘美な声が紡ぎ出される。
ディープキスでかなり感じているらしく、自分の太股を俺の太股に擦りつける。
…なんやヤらしくて…大胆で…エロ過ぎ。
レイにこんな一面があるなんて、想像もしてなかった俺は内心苦笑する。そういう俺も、もう、はちきれんばかりに立ち上がってしまっている。
キスをしながら右手をレイの頭に、左手を腰に回す。レイがどこにも行かないように。逃げられないように。
――俺だけを見れるように。
それに呼応するように、レイは腕を俺の首に回す。
「………んはっ…あっん……」
うっすらと目を開けると、少し潤んだ瞳をしたレイの顔があった。上気した頬が色っぽい。
初めて弓道場で三島怜香と会って、一目ボレした。笑うと細くなる目。穏やかな表情、性格…すべてが好きになった。でも今の表情は、三島怜香の顔ではない。
――俺だけのレイ。
そう考えるだけで、愛おしさが溢れそうになる。あかん。女の子みたいに泣いてしまいそうや。
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