君に伝えたいコトバ。
私が 只望んで進んだ道なのに ・・・
これ以上 望んでしまうと あなたとの関係が 崩れてしまう
例えそれが 只の肉体関係であっても 今私が 一番あなたの
傍にいられる関係だから
今は夜の9:30
私・早瀬 紀江(ハヤセ ノリエ)はお風呂から上がりで、寝巻きに身を包みベッドに横たわって雑誌を眺めていた。
――― プルルルル ・・・・・・
枕元にあった私のケータイの着信音が静かな部屋に鳴り響く。
「はい、紀江です。」
「あっ俺、榊だけど・・・」
その声を聞いて、私の心臓が“ドキッ”っと鳴った。電話は中学からの仲・榊 和弘(サカキ カズヒロ)からだった。
「ん〜、どうしたん?」
「あのさ、今度の日曜、俺の家に来ねぇ?みんな来るからさ。」
「みんなって?」
「恵介とか、松原とか。」
『恵介』は私の幼なじみ・河野 恵介(カワノ ケイスケ)のことで、『松原』は私の一番の親友・松原 未来(マツハラ ミク)である。私含めこの4人は中学からの言わば仲良しグループという感じ。
「なら行く!何時頃行けばいい?」
「いつでも。来たい時に来いよ、その日はお袋達いないからさ。」
「ok、分かった。じゃ、また。」
「おぅ。」
そうして別れの挨拶を交わし電話を切った。その瞬間、心臓が一気に悲鳴を上げた。
本当は榊のことが中学の時から好きで好きでたまんなく好きで・・・でも榊は私達のグループの中心的な存在で、今の関係を崩したくない・・・本当は、日曜日に榊の家に行くのだってもの凄く緊張する。でも、他の2人が行くなら別に大丈夫だよね、うん。
これ以上 望んでしまうと あなたとの関係が 崩れてしまう
例えそれが 只の肉体関係であっても 今私が 一番あなたの
傍にいられる関係だから
今は夜の9:30
私・早瀬 紀江(ハヤセ ノリエ)はお風呂から上がりで、寝巻きに身を包みベッドに横たわって雑誌を眺めていた。
――― プルルルル ・・・・・・
枕元にあった私のケータイの着信音が静かな部屋に鳴り響く。
「はい、紀江です。」
「あっ俺、榊だけど・・・」
その声を聞いて、私の心臓が“ドキッ”っと鳴った。電話は中学からの仲・榊 和弘(サカキ カズヒロ)からだった。
「ん〜、どうしたん?」
「あのさ、今度の日曜、俺の家に来ねぇ?みんな来るからさ。」
「みんなって?」
「恵介とか、松原とか。」
『恵介』は私の幼なじみ・河野 恵介(カワノ ケイスケ)のことで、『松原』は私の一番の親友・松原 未来(マツハラ ミク)である。私含めこの4人は中学からの言わば仲良しグループという感じ。
「なら行く!何時頃行けばいい?」
「いつでも。来たい時に来いよ、その日はお袋達いないからさ。」
「ok、分かった。じゃ、また。」
「おぅ。」
そうして別れの挨拶を交わし電話を切った。その瞬間、心臓が一気に悲鳴を上げた。
本当は榊のことが中学の時から好きで好きでたまんなく好きで・・・でも榊は私達のグループの中心的な存在で、今の関係を崩したくない・・・本当は、日曜日に榊の家に行くのだってもの凄く緊張する。でも、他の2人が行くなら別に大丈夫だよね、うん。
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