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君に伝えたいコトバ。 ?

[3272]  ののか  2006-08-22投稿
そして次の日
榊とは別のクラスだから朝はほとんど顔を会わすことはない。だから内心安心していた。
「のり〜私さ、昨日服買ったんだ!だから今度の週末遊びに行かない?映画とかボウリングとかカラオケとか。榊と河野も誘ってさ!」
「あっ、週末か・・・土・日どっち?」
「どっちでも良いよ。何で?何か用事はいってんの?」
「うん・・ちょっとね。なら土曜でいいかな?」
「ok!買い物も行って良いかな?」
「えっ?昨日行ったんじゃないの?」
私と私の親友・未来はまたいつもと同じようにわいわい騒ぎながら話していた。そして、午前中の授業が終わった。
「よっ、お二人さん。」
「あっ、榊じゃん。どーしたの?何か忘れ物でもしたとか?笑”」
「そんなんじゃねぇーよ。ちょっと、早瀬借りて行くから。」
「・・へ・・・?あっ、あたしだけ?」
「そっ。だから、来て。」
「あっ、うっ、うん・・ちょっと行ってくるね、未来。」
「はいはーい♪いってらっしゃーい!」
私はそのまま榊の後をついていった。会話は一切ない。そして榊の足取りが止まり、そのまま私も止まった。そこは屋上。私は壁に追いつめられたように榊の腕は私の顔の横に押し当てていた。
「用事・・って、何・・・?」
恐る恐る思っていたことを口にした。
「・・・昨日したこと・・覚えてる・・・?」
「あっ、ああぁ・・・きっ、昨日・・のことって・・・・」
私は一気に顔が熱くなったのを感じた。
「忘れるわけねぇーよな。」
一言言い終わったと思ったらそのままストレートに私の唇に自分の唇を押し当ててきた。
「・・・ん・・ふぅ・・・」
そのキスはどんどん深くなり私の身体は溶けそうなくらい熱を帯びていく。
「・・・分かった・・?俺の“用事”・・・」
やっと理解出来た。榊の“用事”の意味。

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