夢の続き 4(BL注意)
「行ってきます」
母さんから弁当を受け取って、俺達は家を出た。
俺と彬は同じ高校で、俺が3年で彬が2年。
幼稚園から高校までずっと一緒になる。
そしてほとんど毎日一緒に登校している。
隣にある自分より少し低い肩。元々色素の薄い髪は、今は朝日を浴びて更に淡い色を呈している。
少年から青年へと変わる過渡期。
彬は男らしくなったと言うよりも綺麗になった。
学校でも女子の間では人気があるらしい。
昨日も、何処の誰かは知らないが女子から告白を受けていた。
余談だが、俺もそれなりに人気がある。
彬が女だったら迷う事無く自分のものにしていただろうが、如何せん相手は同性。しかも超ご近所。
そう簡単にはいかない。
しかし、あれだけ告白を受けても彬は誰とも付き合わなかった。
今までそういう話題を二人でした事が無かったわけではないけど、あまり深い事は知らない。
彬の心の中には誰かが居るのだろうか…。
「佑兄?なんかあった?ボーッとしちゃって」
また思考に没頭していた所を覗き込まれてドキリとする。
アナタの事を考えてたんですよ。
「別に…」
俺は彬を好きになってから彬に隠し事が多くなった。
母さんから弁当を受け取って、俺達は家を出た。
俺と彬は同じ高校で、俺が3年で彬が2年。
幼稚園から高校までずっと一緒になる。
そしてほとんど毎日一緒に登校している。
隣にある自分より少し低い肩。元々色素の薄い髪は、今は朝日を浴びて更に淡い色を呈している。
少年から青年へと変わる過渡期。
彬は男らしくなったと言うよりも綺麗になった。
学校でも女子の間では人気があるらしい。
昨日も、何処の誰かは知らないが女子から告白を受けていた。
余談だが、俺もそれなりに人気がある。
彬が女だったら迷う事無く自分のものにしていただろうが、如何せん相手は同性。しかも超ご近所。
そう簡単にはいかない。
しかし、あれだけ告白を受けても彬は誰とも付き合わなかった。
今までそういう話題を二人でした事が無かったわけではないけど、あまり深い事は知らない。
彬の心の中には誰かが居るのだろうか…。
「佑兄?なんかあった?ボーッとしちゃって」
また思考に没頭していた所を覗き込まれてドキリとする。
アナタの事を考えてたんですよ。
「別に…」
俺は彬を好きになってから彬に隠し事が多くなった。
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